美容外科用語集
ヒマシ油 [Caster oil]
読み:ひましゆ
ヒマシ油とは、トウゴマという植物の種子の皮を剥し、機械的に圧搾して得た液状の油脂である。
ヒマシ油は、繊維質が多い殻皮と、油とタンパク質を含む核または内胚乳(ないはいにゅう)と呼ばれる部分とに分けられる。胚乳の含油分は、47~51%と多い。化粧品素材としてのヒマシ油は、皮膚表面に保護膜を作り、皮膚の乾燥を防ぐエモリエント成分である。ヒマシ油は、リシノレイン酸を非常に多く含んでいるので、粘度が高く、水分を引きつける特性がある。口紅や石鹸、ヘアケア製品に使われる。また、速効性下剤として、小腸を刺激し、腸の運動を活発にして排便をうながす。効果の発現は2~4時間後であるが、妊娠している人は作用が強いため、使わないほうがよい。アロマテラピーオイルのベースとなるキャリアオイルにもよい。ヒマシ油の温湿布は、肝臓の解毒ができるといわれ、民間療法となっている。
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