コラム

COLUMNハム目の原因や治療法、メイク方法について

美容整形の中でも特に人気の治療といえば埋没法を中心とした目元の整形術ですが、目元というのは顔の中でも特に大きく印象を左右するパーツであり、ちょっとした違いで見た目のイメージが変わってしまいます。
そんな目元の形を示す言葉の一つが「ハム目」と呼ばれる状態で、ハム目は生まれつきの方もいれば、二重術の後になってしまうケースも多いものです。
今回は、そんなハム目について、その原因や治療法、そして普段のメイク方法などをご紹介します。

ハム目とは何か

ハム目とは、簡単に言えば二重まぶたのラインとまつげまでの間がプックリと膨らんだり、皮膚が下がってまつげを隠してしまうような状態となり、まるで糸で縛ったハムのような状態になってしまう目元の事で、ハム目ではなく、ソーセージ目と言われたりもするようです。

また、場合によっては西洋人の二重まぶたのように、二重のラインが広すぎて二重ラインとまつげの間が目立ってしまう状態もハム目と表現される事があります。

ハム目の状態は二重のラインが強調されすぎて、メイクや無理やりな美容整形で二重まぶたにしているような印象になりやすいため、二重整形後におこる一つの失敗例としても挙げられます。

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ハム目になってしまう原因

ハム目のトラブルが特に多いのは、二重整形術の後です。特に、二重整形直後のダウンタイム期間については、術後の腫れやむくみによってハム目のようになる可能性が高いため、ハム目の事を「二重整形直後のプックリと膨らんだ目元」と表現する事もあるほどです。

埋没用や切開法によって二重整形術を行った後は、どうしても細胞が受けたダメージを回復するため、体内から分泌される液体などによって施術部位周辺、つまり目元が腫れる状態となります。
一方で二重のラインが出来る部分については糸で縫い合わせている状態ですので、その部分には膨らみができず、二重のラインの上下の膨らみとの差が大きく出てきます。
これにより、術後しばらくの腫れが引いてくるまでの期間については、どうしてもハム目のような状態になりやすいといえます。

しかし、通常であればこの腫れが引いてダウンタイム期間が終了するとともにハム目状態も落ち着くのですが、ダウンタイム後も継続してしまうケースがあります。
これは二重整形の際、例えば埋没法の糸を強く結びすぎて引き込みが強くなりすぎているなどで発生するもので、ある種の失敗として考える事ができます。
こうしたリスクは、医師の技術力だけではなく、例えば元々まぶたに厚みがあって埋没法での二重整形が難しいような方が、無理やり埋没法で二重まぶたにした場合など、そもそもその治療が体質と合っていないケースなどで発生しやすくなりますので、ハム目のようなトラブルを避けるためにはしっかりと事前のカウンセリングで最適な治療法を相談し、決定する事が大切です。

また、美容整形の結果ではなく、元々ハム目のような特徴の目元の方もいます。 これは例えばまつげ近辺においてコラーゲンのような弾力を作る組織や脂肪が多かったり、皮膚のタルミで二重のラインの下が伸びたような印象になってしまったり、二重のラインを引き込む力が弱く、まぶたにうっすら線がつくだけだったりする場合、ハム目のように見えたりするものです。
こうした目元の方は、二重整形で二重のラインをしっかりさせる事で状態を解消する事が出来る事もあります。

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ハム目の治し方・治療法

ハム目のトラブルについては、悩みを持つ方の多くがまだ二重術を受けてから数か月以内のケースも多く、この場合に推奨される解決方法としては、まずは半年から1年程度はそのまま待ってみる事です。
整形直後のハム目は腫れやむくみといったダウンタイムの症状によるものがほとんどですので、ダウンタイムが落ち着くに従ってハム目の状態も回復する場合が多く、逆にこの時期に焦って再手術などをしてもダウンタイム期間が伸びるだけになってしまう事もあります。

二重整形、特に埋没法ではダウンタイム期間が2か月程度など短めに表現される事が多いのですが、この期間は体質や術後の過ごし方によって大きく変わりますので、まずは焦らずに過ごし、腫れが完全に引くのを待ちましょう。

術後半年から1年が経過しても改善されない場合は、行った整形術が合っていなかった可能性もありますので、出来れば担当した医師に再度相談を行いましょう。
場合によっては糸を一度除去して再手術をしたり、膨らんでいる部分の脂肪を除去するなどの対応を行う事でハム目を解消して理想の目元に近づく事ができます。

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ハム目のメイク方法

二重のラインより下がぷっくりとしていて、まつげも隠れてしまいがちなハム目は、アイラインを引いてもなかなか綺麗な目元に見えにくく、メイクで悩む方も多いようです。

ハム目と一口にいっても様々な目元の状態がありますので、一概にこれが正解というメイク方法は難しいのですが、下記のような点が目元が映えるメイクのためのポイントとなります。

まつげパーマなどでしっかりとまつげを立たせる

まつげに皮膚が覆いかぶさるような形になりやすいハム目は、まつげが下を向いてしまって目元が小さく見えるといったパターンが多いといえます。
つけまつげなどをしてもやはり下向きになってしまう可能性が高いので、まつげパーマなどでしっかりと上向きのまつげを作ってからマスカラなどを乗せる形が良いでしょう。

アイラインには濃いめの色を

ぷっくりと膨らんで見える場所に、明るめの色をおいてしまうとよりその膨らみが強調されてしまいますので、アイラインにはなるべく濃いめの色を選ぶようにしましょう。
ただし、二重の幅がかなり広い場合には全体に濃いめの色を乗せると強調されすぎになってしまいますので、実際の目元の形に合わせて調整が必要です。

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ハム目にならないためにはカウンセリングが大切

美容整形後のトラブルとしてハム目になってしまう原因の多くは、事前の医師とのカウンセリングが十分に行われていなかったり、医師が推奨しないような手術を無理やり行ってしまったりといった部分にあります。
どんなに技術力がある医師でも、まぶたが厚く埋没法での二重整形が難しい方に対して無理に埋没法での施術を行えばハム目のリスクや取れてしまうリスクが出てきますし、元々皮膚がまつげに被りやすい目元なのに、それをしっかり対応せずに施術を行えば、やはりまつげに皮膚が被さったような状態の目元になりやすくなります。

トラブルを避けるためには、専門知識をもった医師が、十分に時間をとってカウンセリングを行う事が必要となりますが、クリニックの中にはカウンセリングは無資格のカウンセラーによってプランの説明しか行われないケースもあるなど、ここがおろそかなまま手術を行うところもあるようです。

ハム目のようなトラブルを避けて理想の目元を手に入れるためにも、実績が豊富で信頼できる医師を探して、安心して施術を受けられるようにしてくださいね。

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本コラムの監修医師

1978/04:富山医科薬科大学医学部医学科入学
1984/03:富山医科薬科大学医学部医学科卒業
1984/06:大阪市立大学医学部付属病院研修医
1986/04:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学専攻
1990/03:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学修了
1990/04:田辺中央病院医長
1991/04:城本クリニック

医学博士 / 日本美容外科学会専門医
第105回日本美容外科学会 会長
城本クリニック総院長 森上和樹

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