小陰唇縮小
形成外科専門医が動画で解説
CONSULTATION このような症状を改善できます
- 小陰唇に左右差がある
- 小陰唇の形や大きさが気になる
- 立った状態で小陰唇が垂れ下がっている
- 小陰唇が大きく、外陰部に痛みや痒みなどを感じる
- 尿の飛び方がおかしい
CONSULTATION 小陰唇縮小手術がおすすめの方
小陰唇(しょういんしん)は女性器の一部で、クリトリス(陰核)から肛門周囲に向かって伸びる大陰唇(だいいんしん)の内側のヒダを指します。小陰唇にはデリケートな部分の潤いを保ち、膣に雑菌が入るのを防ぐ役割があります。
しかし小陰唇が大きくなりすぎると、次のような悩みにつながることがあります。
- 小陰唇に左右差がある
- 小陰唇の形や大きさが気になる
- 立った状態で小陰唇が垂れ下がっている
- 小陰唇が大きく、外陰部に痛みや痒みなどを感じる
- 排尿時に尿が飛びやすくなる
- 座ったり自転車に乗ったりすると圧迫されて痛い
- タイトな服を着ると不快感がある
- 水着や下着を着用した際の膨らみが気になる
- ジッパーなどで引っかかることがある
- 性行為の際に擦れて痛みを感じる
小陰唇縮小手術は、これらの悩みを改善できる治療法です。小陰唇の見た目や日常生活での不便さなどを感じている方は、小陰唇縮小手術がおすすめです。
CONSULTATION 小陰唇縮小とは
小陰唇縮小術とは、肥大した小陰唇をバランスのよい大きさに整え、小さくする手術となります。
小陰唇とは、大陰唇の内側に接している左右一対のヒダの事を指します。
小陰唇の形は大きさには個人差があります。
人と比較することが難しいこともあり、個人で悩まれている方も非常に多いようですが、ご自身で気になられているようでしたら、治療の適応があるかと思いますので、一度ご相談に見られることをお勧めいたします。
小陰唇が肥大していると、痛みを感じたり、こすれて色が黒くなってしまったり、陰唇と小陰唇の間に恥垢という部位にアカがたまりやすくなり悪臭の原因になることもございます。
手術を受ける事でこうした症状を改善することができます。
また、色素が濃い外側部分を切除することにより、見た目に色が薄くなったように見える効果も期待できます。
城本クリニックでは、小陰唇縮小手術の術後のケアもしっかり行わせて頂いております。
(※片側のみの施術も可能です。)
CONSULTATION 小陰唇の大きさや形状による症状・トラブル
小陰唇は、人によって左右差や大きさの違い、厚み、形など個人差がありますが、小陰唇は引っ張られたり刺激が加わったりすることで伸びやすいデリケートな部分です
そのため、生活習慣や癖によって片側に刺激が加わり、片側だけ大きくなることがあります。
例えば、トイレで拭く時の力の加わり方や座る時の重心のかけ方といった習慣によって、片側に刺激が加わりやすく、片側だけ大きくなることがあります
小陰唇の片方が大きかったり厚みがあったりする場合、次のような症状やトラブルが考えられます。
- 排尿時に尿が飛びやすくなる
- ケアしにくい
小陰唇の左右差が大きいと尿が飛び散りやすくなり、トイレを汚さないように気を使うなど、排尿のたびに不便さやストレスを感じる可能性があります。 また、左右差が大きいせいで洗いにくく、恥垢が溜まりやすかったり臭いやかゆみが気になったりすることがあります。気になって過度に洗いすぎることで、肌トラブルにつながるケースもあります
大陰唇から小陰唇がはみ出ているなど小陰唇が全体的に大きい場合は、次のような症状やトラブルが考えられます。
- 痛みや違和感がある
- 炎症を起こしやすい
- 黒ずみが気になる
小陰唇が大きいと、下着や生理用品と摩擦が生じて痛みや違和感が生じやすい可能性、摩擦による刺激で色素沈着が起こり黒ずみが生じやすい可能性があります。
摩擦が継続的に加わることで炎症を起こしやすく、炎症を繰り返すことで肥大や左右差の悪化につながるという悪循環も考えられます。
CONSULTATION 小陰唇肥大の原因とは?
小陰唇の肥大の原因としては、一般的には先天性もしくは、出産などのホルモンバランスの影響、加齢などが原因として取り上げられることが多いですが、医学的に確実な原因の究明まではいたっていないのが現状です。
当サイトにおいてもトップページにチェック項目のリストを掲載させて頂いておりましたが、チェックリストに該当があれば、治療の適応の可能性がございますので、気になる点がございましたら、まずは医師の診療にお気軽に起こし頂ければと思います。
CONSULTATION 施術の流れ
小陰唇縮小は、以下の流れで施術を行います。
カウンセリングと診察
どのようなお悩みがあるのか、どのようなご希望があるのかなど、手術を担当する医師が丁寧にお話を伺います。
そのうえで現在の状態を診察し、理想の仕上がりを目指すための手術内容を検討していきます。
手術内容や方法、注意点、アフターケアについてわかりやすくご説明しますので、わからない点などはご遠慮なくご質問ください。
手術内容が決まったら、生理中や生理予定日を避けて手術日程を決めます。
手術の当日
手術当日の朝は、入浴を済ませてご来院ください。
術後に患部から血がにじむ場合があるため、普段お使いの生理用ナプキンをお持ちください。
デザインとマーキング
カウンセリングと診察の内容をもとに切除する部位をデザインし、マーキングして消毒を行います。
麻酔と手術
小陰唇縮小は、静脈麻酔か局所麻酔で行います。
静脈麻酔は静脈内に点滴で鎮静剤を投与する麻酔方法で、ウトウトと眠ったような状態で手術を受けることができます。手術が終わって麻酔が切れてから目が覚めるため、手術が怖いという方におすすめです。
局所麻酔は、一部の範囲の痛みを抑える麻酔です。意識を保ったまま手術を受けることができるため、手術の途中で仕上がりを確認することが可能です。
どちらの麻酔で手術を行うかは、患者様のご希望に応じて決定します
麻酔がしっかりと効いたら手術を開始します。麻酔が効いているので手術中の痛みはありません。手術は40~60分ほどです。
術後
麻酔の効果が切れるまで院内でゆっくりお休みいただき、出血がないかなどを確認して問題なければお帰りいただけます。
アフターケア
小陰唇縮小は溶ける糸で行うため、抜糸の必要はありません。術後は経過観察のため、医師と相談して診察にお越しいただく必要があります。
術後の経過で不安に感じることやご不明点があれば、ご遠慮なくご相談ください。CONSULTATION 手術後のケアや過ごし方
小陰唇縮小の経過を良好に過ごすためには、術後のケアや過ごし方が大切です。
手術当日
手術直後は、切開した傷口から血がにじむことがあるので、帰宅時は生理用のナプキンを利用してください。
若干の腫れや痛みがありますが、術後は痛み止めの薬を処方いたしますのでご安心ください。痛みが不安な場合は、事前のカウンセリングでご相談ください
手術後は歩いて帰宅できますが、激しい運動など、手術部位に負担がかかる行為は術後1~2週間ほど避けましょう。
また、手術当日は手術部位を濡らしてはいけないため、シャワーを浴びることができません。
手術翌日
手術翌日からシャワーを浴びることができますが、患部を強くこするような洗い方は避けましょう。手術を行った部位は優しく泡立てた石鹸などで患部を刺激しないように洗い、清潔なタオルで水分をふき取ります。手術後の数日間は出血や黄色または茶色の浸出液が生じることがありますが、時間経過とともに治まります。
手術後2~3日
痛みや腫れは手術後2~3日がピークで、その後落ち着いていきます。
処方された薬をしっかり服用して、痛みや腫れを落ち着かせましょう。
手術後1~2週間
手術後1週間で強い腫れや痛みが落ち着き、自然な状態に近づきます。
なお、溶ける糸で縫合を行っている場合であっても、この頃はまだ糸が残っています。なるべく触らず自然になくなるのを待ちましょう。
術後1週間ほどで入浴や飲酒などが可能です。自転車やバイクに乗りたい場合は、術後2週間ほど経ってから、医師に相談してください
傷口がしっかり乾いたら性交渉も可能ですが、最低でも1週間~10日、場合によっては1ヶ月ほど控えていただいています。医師の判断によりますので、担当の医師とご相談ください。
手術後1ヶ月
傷が一時的に拘縮を起こして硬くなる可能性がありますが、時間経過とともに改善します。
手術後3ヶ月
体質や症状にもよりますが、腫れが落ち着き、完成です。
CONSULTATION 小陰唇縮小の施術料金
手術方法 | 手術費用 | |
---|---|---|
小陰唇縮小 | 片側 | ¥184,800~198,000 |
両側 | ¥308,000~330,000 |
SUPERVISION 監修医による小陰唇縮小の解説

小陰唇(しょういんしん)に関するご相談は、婦人科形成の中で一番多いものです。
小陰唇の大きさや形は、人によってさまざまなので自分は普通なのか分かりにくいですが、一般的には、脚を閉じても大陰唇からはみ出す場合には「大きすぎる」と捉えられるようです。
小陰唇が大きいと、見た目の問題だけでなく、下着と擦れて痛む・汚れが溜まりやすい・炎症の原因となるといった機能的な問題が発生することがあります。
当院では、小陰唇を切除し自然な大きさ・形に整える陰唇縮小術を行っています。
機能を改善するのは当然ですが、形成外科科専門医として、審美面でも「自然な仕上がり」に重点を置いた治療を行います。
患者様の細かなご希望にもしっかりとお応えします。ぜひご相談にいらしてください。
CONSULTATION 主なリスク、副作用など
術後に内出血が生じることがありますが、時間の経過とともに治ることがほとんどです。手術直後の切開部分に赤みが出た場合は、目立たなくなるまでに時間がかかることがあります
また、手術をすることで腫れや痛みを生じます。
術後の腫れや痛みは2~3日がピークで、1週間ほどで落ち着きます。
傷口が細菌感染してしまうと腫れや炎症が悪化する場合があるので、腫れや炎症、痛みが強い場合はすぐにご相談ください
手術で切開した場所はしっかりと縫合しますが、患部を擦ったり血圧が上昇したりすると傷が開き、出血や血液が溜まってできる腫れ(血腫)が生じる可能性があります
そのほか、手術後は患部がしっかり落ち着くまで性交時痛を生じたり、感覚が鈍化したりといった変化が起こる場合があります。
CONSULTATION 小陰唇縮小に関するよくある質問
城本クリニックに多く寄せられる小陰唇縮小に関するご質問を掲載しています。
- どういった治療ですか?
- 肥大した小陰唇を切開して形を整え、小さくする手術です。
他に左右差(大きさ)、色素沈着も解消できます。 - 手術時間はどれくらいですか?
- 40~60分程度です。
- 腫れ・痛みはありますか?
- 2~3日がピークで1週間ほどで落ち着きます。
(個人差で1~2ヶ月感覚の鈍さが出る方もいますが、必ず自然に戻ってきます) - 生理中でも手術を受けられますか?
- 止血の確認ができなくなるため、生理中の手術はお控えください。
- 入院・通院は必要ですか?
- 入院の必要はありません。日帰りでお受けいただけます。
縫合には溶ける糸を使用しますので、抜糸などの通院もありません。 - 仕事は普段どおりできますか?
- 特に体に強い負担がかかるような手術ではありませんので、お仕事は翌日から可能です。
ただし、水につかるお仕事(スイミングスクール講師など)の場合は1週間ほど休んだ方がよいかもしれません。 - 日常生活は普段どおりできますか?
- シャワー浴は翌日から可能ですが、入浴は1週間後くらいから可能です。
激しい運動や、手術部位に負担のかかる自転車・バイクの運転は1週間~2週間程お控えください。 - 性交渉はすぐにできますか?
- 傷口がしっかり乾いてくるまで性交渉はお控えください。
医師の判断によりますが、最低でも1週間~10日、場合によっては1ヶ月ほどはお控えいただいております。
CONSULTATION 小陰唇縮小に関する詳細情報
施術時間 | 40~60分程度 |
---|---|
ダウンタイム | 腫れや痛みは2~3日がピーク、1週間ほどで落ち着きます |
入院 | 必要ありません |
抜糸 | 必要ありません |
入浴 | シャワー浴は翌日から可能。入浴は約1週間後から可能 |
性交渉 | 傷口がしっかり乾く、最低でも1週間~10日後から |
SIDE EFFECT主なリスク、副作用など
手術をすることで腫れが発生します。
内出血となるケースがありますが、時間の経過とともに治ることがほとんどです。
手術直後は切開部分の赤みができ、目立たなくなるまでに時間がかかることもあります。