脂肪溶解注射

脂肪溶解注射(痩身)

脂肪溶解注射(痩身)

脂肪溶解注射とは、その名前のとおり、脂肪を溶解し体外へ排出させることができる注射でございます。
痩せたい部位の皮膚内に有効成分を注入することで、皮下脂肪が減少し、溶けだした脂肪は血中を経て、尿や便として排出されるとても効果的に行える痩身法です。

手術ではない治療法で、極細の針で注射を打つだけなので、気軽に行える痩身治療法として大変人気の高い治療法です。

脂肪溶解注射の施術が人気の部位

顔(頬・フェイスライン・顎)

通常のダイエットでは顔だけを痩せるというような部分痩せは困難ですが、脂肪溶解注射であれば狙った特定の部位にある脂肪だけを減少させ、かつ脂肪細胞そのものを減らす事で太りにくくする事ができるため、特に小顔を目指したい方などに顔の脂肪溶解注射が人気です。
頬骨の周囲にあるメーラーファットなどの脂肪は脂肪吸引での解消が難しい部位ですが、脂肪溶解注射であれば安全に解消していく事ができます。
また顔は洋服などで隠す事が難しい部位であるため、脂肪吸引では急激に変化してしまう事によって治療を受けた事がバレる可能性が高くなりますが、変化が徐々に表れるため「美容治療を受けた」という事がバレにくく、治療後のダウンタイムがないため生活への負担が少ないという点も人気の理由です。
3センチ四方のサイズに対して1㏄(1本)の注射を、1~2週間の期間を開けながら4~5回程度繰り返す事で効果を実感しやすくなります。

二の腕

脂肪によるタルミが分かりやすく脂肪吸引でも人気の部位ですが、より手軽にストレスなく細くしたいという方では脂肪溶解注射による治療を選択される方もいらっしゃいます。
ただし、元々の脂肪の量が多いと十分な効果を出すために必要な注射の量が多くなってしまいますので、元々そこまで太く無い方がさらに細くしたいという場合や、脂肪吸引を行った後の更なる仕上げというような使い方がよいでしょう。

お尻・太もも

お尻から太ももにかけても人気の部位ですが、やはり脂肪細胞の量が多い場合に脂肪溶解注射のみで解消をするためには必然的に注入量が膨大になってしまいますので、お悩みの内容によって脂肪吸引などの治療も含めて検討すると良いでしょう。
また、お尻や太ももに出来やすい、一般的にセルライトと呼ばれる脂肪の塊のような部分を解消する目的としても脂肪溶解注射は適しています。全体を細くするという目的だけではなく、デコボコのない滑らかな状態を目指したいという方におすすめです。

お腹

お腹の脂肪を減らしたいというご要望は痩身治療の中では最も多いお悩みですが、お腹は脂肪の数が多いため、脂肪溶解注射での完全な解消は難しい部位といえます。
回数を重ねる事で徐々に細くしていく事はできますが、一度に大きく減らしたいという方は脂肪吸引もご検討ください。
どの治療が一番良いかは体質や目標とする体型によりますので、まずはクリニック医師によるカウンセリングをご活用ください。

脂肪溶解注射が人気の理由(脂肪溶解注射のメリット)

  • 治療時間が非常に短く負担にならない
  • ダイエットでは難しい部位が痩せられる
  • リバウンドせず施術部位が太りにくくなる
  • ダウンタイムがほぼ無い
  • 自然に脂肪が減っていくためバレにくい
  • 細かい部分の痩身が行える
  • セルライトの解消などに適している
  • 注入量で脂肪を減らしていく分量を調整できる
  • 頑張ってもなかなか痩せない人も確実に効果を実感

フォスファチジルコリン

フォスファチジルコリンは、植物および動物の細胞膜に広く存在し、脂肪分散(乳化)作用があります。

脂肪溶解注射で用いるフォスファチジルコリンは、細胞膜に豊富に存在する大豆レシチンから抽出したリン脂質です。

ドイツでは医薬品として、脂肪塞栓症や脂肪異常症、アルコール性肝炎の治療に使われ、血液中のコレステロールや中性脂肪の量を下げ、脂肪の適切な代謝を促すものです。

現代では、ダイエットサプリメントや生活習慣病予防サプリメントとして多く使用されています。

まず、このフォスファチジルコリンを注射することで、脂肪細胞から脂肪酸を遊離します。

αリポ酸

αリポ酸は細胞内のミトコンドリアの補助エンジンとなって、新陳代謝をあげる働きがあることが知られています。

炭水化物やたんぱく質、脂肪や糖をエネルギーに変換しやすくします。

また、優れた抗酸化力成分としても広く知られており、美容サプリメント、ダイエットサプリメントなどでも多く製品化されており、ここ数年でとても身近なものになりました。

ミトコンドリアの働きを活発にすることで、代謝能力をアップさせる働き、脂肪や糖をエネルギーに変換しやすい状態を作り出す働きがあります。

城本クリニックの脂肪溶解注射

プロモイタリア社 当院では、プロモイタリア社のセルフォームを、メーカーが推奨する使用方法で注射しております。

プロモイタリア社は、ハッピーリフト等の糸リフトや美肌用メソセラピーカクテル薬液等の開発製造販売を行うイタリアの老舗医療商材メーカーでございます。

セルフォームの有効成分はどんなもの?

①フォスファチジルコリン
(ホスファチジルコリン・レシチン)
脂肪を溶かす
②アルニカエキス 炎症を抑える
③αリポ酸 代謝アップ・抗酸化作用
④N-アセチルシステイン 抗酸化作用
⑤ニコチンアミド 脂肪燃焼
⑥デオキシコール酸Na 活性
⑦L-アラニン 脂肪燃焼
⑧L-リジン 脂肪燃焼
⑨L-スレオニン 脂肪蓄積抑制
⑩L-システィン 創傷治癒・皮膚色素沈着防止

セルフォームの働き

城本クリニックでのメソセラピー:脂肪溶解注射 主成分は、フォスファチジルコリン(ホスファチジルコリン)と呼ばれる大豆から抽出される大豆レシチンというアミノ酸の一種で、欧米では高脂血症や脂肪肝の治療に使われ、血液中のコレステロールや中性脂肪の量を下げ脂肪の適切な代謝を促すものとして処方されていることもあります。
フォスファチジルコリン(ホスファチジルコリン)は、植物および動物の細胞膜に広く存在し、脂肪分散(乳化)作用があります。脂肪溶解注射に用いるフォスファチジルコリンは、細胞膜に豊富に存在する大豆レシチンから抽出したリン脂質です。
ドイツでは医薬品として、脂肪塞栓症や脂肪異常症、アルコール性肝炎の治療に使われ、血液中のコレステロールや中性脂肪の量を下げ、脂肪の適切な代謝を促すものです。
このフォスファチジルコリン(ホスファチジルコリン)を注射することで、脂肪細胞から脂肪酸を遊離します。

αリポ酸は細胞内のミトコンドリアの補助エンジンとなって働きを活発にすることで、新陳代謝能力を上げる働きがあります。炭水化物やたんぱく質、脂肪や糖をエネルギーに変換しやすくします。
また、優れた抗酸化力成分としても広く知られており、美容サプリメント、ダイエットサプリメントなどでも多く製品化されています。
αリポ酸以外にも、脂肪燃焼作用を助ける成分として、ニコチンアミド・デオキシコール酸Na・L-アラニン・L-リジンが含まれています。
炎症を抑えるものとしてアルニカエキス、脂肪蓄積抑制としてL-スレオニン、創傷治癒・皮膚色素沈着防止としてL-システィンを含有しています。
これらの成分がバランスよくカクテルされており、且つ、当院ではメーカー推奨の注入方法で治療を行っていますため、確実な薬効を最大限に発揮できます。

治療方法
脂肪を減らしたい部位に直接注射で薬液を注入していきます。

治療後~1週間
治療後数日~1週間程度は、内出血、腫れ、熱感、かゆみなどが生じる場合があります。

CONSULTATION脂肪溶解注射のメカニズム

脂肪溶解注射によるスリムアップ

  • 脂肪細胞が大きく肥大している為、体の表面が圧迫され、皮膚がタルミます。
  • 気になる患部に注射で薬剤を注入します。
  • 脂肪細胞を溶かし小さくすることにより、体型の乱れを改善します。
  • 溶け出した脂肪は尿や便によって体外に排出されます。

脂肪溶解注射の効果を最大限発揮するためのポイント

体系が乱れる(太る)原因は、脂肪細胞が大きく肥大することによって起こりますが、脂肪細胞そのものを消滅させてしまえば、脂肪を蓄える脂肪細胞がないため、理論上リバウンドの心配がありません。
ただ、経験豊富な医師が「体系」「体質」「使用する薬剤分量」などを計算した上で施術を行う必要があります。
やみくもに脂肪溶解注射(メソセラピー)を打つだけでは身に見える効果は現れません。
特に医師の知見や技術力によって差が出るポイントとしては下記のようなものがあります。

皮下脂肪の層に適切に注射を行えるか

脂肪溶解注射の効果を最大限発揮するためには、しっかりと皮下脂肪の層に対して薬剤の注入を行う必要があります。
特に顔など脂肪の層が薄い箇所の施術では、注射の精度が重要となるため医師の技術によって効果や副作用リスクに差が生じる事になりやすいといえます。

治療部位が均一となるように注射出来るか

脂肪の量が同じ箇所なのに薬剤の注入量にムラが出てしまったり、逆に脂肪のつき方にムラがある場所なのに薬剤を均一な量で注入してしまうと、やはり仕上がりとしてムラのない均一な状態を作る事はできません。
脂肪のつき方を細かく確認しながら、なるべく仕上がりにムラが出来ないように調整して薬剤を注射していくためには医師のセンスと技術が問われます。

血管などに注意しながら、なるべく痛みが出ないように注射を行うか

脂肪溶解注射では、注射の際に毛細血管などを傷つけてしまう事で内出血などの副作用が生じます。内出血は数日でおさまるので過剰に心配する必要はありませんが、極力こうしたトラブルを引き起こさないためには血管の位置を把握して、その部分を避けるように注射を行うなどの対応が必要です。
また、注射の際に痛みのストレスが大きいと、体が強張ってしまい治療結果にも影響を及ぼす可能性があります。冷却や注射方法の工夫によって痛みが極力出ない施術を行う事で、ストレスなく高い効果の治療が可能となります。

ダイエットと何が違うの?

脂肪溶解注射の場合、小さな脂肪細胞は消滅します。
ダイエットは大きくなった脂肪細胞を小さくするだけで、脂肪細胞の数を減らすことはできません。
ダイエットを中止すると、すぐにリバウンドを起こす根本的な理由は「脂肪細胞」の数が同じだからです。
「脂肪細胞」の数を減らすことにより、太りづらい体質にすることが可能です。

他の医療痩身治療との比較

医療技術によって行われる痩身としては、脂肪溶解注射の他に下記のものがあります。
脂肪溶解注射は細かい部分の痩身や、体への負担なく自然に狙った場所の脂肪を減らす事ができる一方で、はっきりと効果を出すためには複数回の治療が必要になる事などがデメリットとして存在するように、治療法によりそれぞれメリットやデメリットがありますので、医師とよく相談してご自身にとって最適な治療法を選択する事が大切です。

脂肪吸引

脂肪吸引はカニューレという細いストロー状の器具で、直接脂肪細胞を吸い出して除去する医療痩身治療です。
脂肪細胞を直接取り除くため痩身効果は最も高い一方で、体への負担が大きく術後は1カ月程度は患部の圧迫などダウンタイムが必要となります。
一度に脂肪を除去できる分量には上限があるものの、多くの場合で一回の治療で理想の体型を手に入れられる点が大きな魅力で、術後安静にできる環境や身体・金銭的な負担が許すのであれば、一番確実な医療痩身といえます。

医療ハイフ

アンチエイジング治療として人気のハイフですが、皮下脂肪を超音波の熱によって破壊する施術にも用いられます。
重要な神経などが通る箇所や骨が近い部位、細かい部位の治療には向かない点や、対処できる脂肪が対応するカートリッジの深さまでという制限はありますが、短時間で広い範囲の脂肪にアプローチが出来るため、広めの範囲の脂肪を少しずつ自然に減らしていきたい方や、同時に顔のリフトアップしたいというような方に向いています。

ダイエット注射(GLP-1)

脂肪溶解注射と同じく注射による痩身治療ですが、こちらは簡単に言えば食欲を抑えたり、脂肪の蓄積を防ぐ薬剤を定期的に注射する事で、食事のコントロールを行って痩せるというダイエット法です。
体の脂肪細胞を全体的に減らしていくため、部分痩せは行えません。
GLP-1は糖尿病の治療などに用いられる薬で大きな副作用はないとされていますが、健康な方の服用による影響はまだ検証中という面があります。
脂肪溶解注射と異なり脂肪細胞の数は変わらないため、注射をやめて食事量が元に戻るとリバウンドする可能性が高い点がデメリットといえます。

脂肪冷却

脂肪細胞が「4度」という他の細胞よりも高い温度で凍るという性質を利用し、脂肪だけを冷却して破壊する事で安全に脂肪細胞のみを減らすという痩身治療です。
冷却によって破壊された脂肪は2か月程度で体外に排出され、施術部位の2割程度が減量できるとされています。
一度に施術可能な範囲がマシンの吸引範囲によるため、広範囲を一度に施術する事や、逆に細かい部位の脂肪を減少させるという治療は行えません。
下腹部や二の腕など、吸引しやすい箇所の脂肪を減らしたいが、脂肪吸引は怖いというような方に適した方法だといえます。

SIDE EFFECT 主なリスク、副作用など

メソセラピー・脂肪溶解注射・BNLS注射等を行う場合、針を刺した箇所が一時的に赤くなることがありますが、殆どの方が当日中には気にならなくなります。

治療当日は少し突っ張った感じがありますが、時間の経過とともに減少します。
また、内出血となるケースがありますが、時間の経過とともに気にならなくなります。

治療後すぐ、針を刺した箇所以外はメイクが可能です。
治療後翌日からは、針を刺した箇所もメイクが可能で、万が一内出血となった場合でも、ファンデーションやコンシーラーで気になる部分をカバーできます。

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