コラム
COLUMN大きい鼻、低い鼻
年甲斐もなく【プリクラ】を撮る機会がありました。
「プリクラ美人」というのがあるそうで、それはどういったものなのか検証するためです。
「美白」というボタンを押すと顔にライトがあたって、顔が白く写ります。
時々「えっ誰!?」と思うほどの「プリクラ美人」にお会いする事がありますが、何故彼女らは「プリクラを撮ると美人」に写るのでしょうか。
考えてみると、「鼻が写っていない」のです。
強いライトで白く抜けてしまって、目が強調され、鼻は影が消えて、光が当たることで高さだけが強調されます。
実際の人物と随分印象が違うのは、「鼻が違う」からなのではないかと考えます。
写真を撮られ慣れている人は、びっくりするほど鼻にハイライトを入れ、ノーズシャドウを塗っています。
実際に自然光で見ると、デーモン小暮閣下のように厚化粧です。
しかし、それがライトにあたって写真におさまると突然、目鼻立ちの整った美人に見えます。
それほど、鼻の印象というのは重要なものと言えそうです。
顔の中心にある「鼻」は、『目鼻立ちが整った顔』と言われるように、まず人の目に触れる部位であります。
顔全体のバランス、その印象を決定付ける部位と言っていいでしょう。
鼻がすっきりと整っていると、所謂「美人顔」という印象を人に与えます。
目のようにあまりお化粧ができない(お化粧で陰影をつけるとたちまち厚化粧という印象になってしまう)部分であるため、元の形そのものが美しくある必要があります。
このため、生まれつき鼻が大きかったり、低かったりする方はお化粧をしてもなかなか美人顔にならず、そのことで悩まれるようです。
鼻は手術をしてもあまり腫れが出ず、腫れが出ても引きやすい部分であるため、プチ整形でなくとも治療はおすすめの部位であります。
しかし何と言っても顔の中心ですから、顔全体のバランスを診て、しっかり診察をしてくれる医師とよく話した上で、細かくデザインを決めるとよいでしょう。
手術はまだちょっと・・・という方は、ごく細いお顔用の針の注射がありますので、その注射でイメージを見てみるという選択肢もあります。
いかにも整形した、という感じにはせず、自然な感じでお顔全体のバランスを見ながら治療される事をおすすめします。
鼻がすっきりとした形に整うと、印象そのものが「美人」になるため、非常に患者様の満足度の高い治療と言えます。