コラム
COLUMN短期間で脚痩せできる?脚が痩せにくい理由や太くなる原因など脚痩せについて徹底解説!
「ダイエットしても脚だけ痩せない」「太ももやふくらはぎが気になる」そのようなお悩みを抱える方も少なくありません。
脚は脂肪やむくみ、骨格などさまざまな要因が重なって太く見えやすく、セルフケアでは変化を感じにくい部位です。
この記事では、脚痩せが難しい理由や太くなる原因、自宅でできる対策から短期間での改善を目指す医療痩身まで、脚痩せについて詳しく解説します。
【脚のパーツ別】痩せにくい理由
脚と一口にいっても、太ももやふくらはぎ、足首では脂肪の付き方や筋肉の使われ方が異なります。
部位ごとに痩せにくさの原因が異なるため、効率よく脚痩せを目指すには、それぞれの特徴を知ることが大切です。まずは、脚のパーツ別に痩せにくい理由を紹介します。
太もも
太ももは脂肪が付きやすく、一度蓄積されるとなかなか落ちにくい部位です。
特に女性は、女性ホルモンの影響で下半身に脂肪をため込みやすく、ダイエットをしても太ももだけが細くならないという悩みを抱えやすい傾向があります。
さらに、骨盤の歪みや反り腰、歩き方のクセなどによって、外ももや前ももなどの筋肉に偏って負担がかかると、筋肉が張って太く見えてしまうこともあります。
姿勢や動作のクセによって太く見えてしまう点が、太もも痩せが難しい一因です。
ふくらはぎ
ふくらはぎは、筋肉太りの印象を持たれやすい部位ですが、実際には皮下脂肪やむくみが原因で太く見えているケースも少なくありません。
長時間の立ち仕事やデスクワークをしていたら、夕方にふくらはぎがパンパンになっていたという経験はありませんか?これは、立ち仕事やデスクワークによって血流やリンパの流れが滞り、老廃物や余分な水分が溜まってふくらはぎがむくんでしまったからだと考えられます。
このように、ふくらはぎは筋肉や脂肪、むくみなどの複数の要素が絡み合うため、セルフケアだけでスッキリとさせるのは難しい部位です。
足首
足首は脂肪が付きにくい一方で、血流やリンパの滞りによるむくみが出やすい部位です。
脂肪ではなくむくみによって太って見えている場合、運動や食事制限では効果が出にくいとされています。
脚が太くなる原因
脚は単に脂肪が付いているから太く見えるとは限らず、むくみや筋肉の付き方、骨盤の歪みなど、複数の要因が絡み合っています。
ここでは、脚が太くなる主な4つの原因を解説します。
脂肪
代表的な原因は、皮下脂肪の蓄積です。特に女性はホルモンの影響により、太ももや膝まわり、内ももなど、下半身に脂肪が付きやすいという特徴があります。
皮下脂肪は内臓脂肪よりも燃焼しにくいため、通常の食事制限や有酸素運動だけでは落ちにくいのが実情です。
また、皮下脂肪は長期間放置していると徐々にセルライトへと変化していき、お肌表面の凹凸やたるみの原因になることもあります。
むくみ
むくみによる一時的な脚の膨張も、太く見える原因のひとつです。
長時間のデスクワークや立ち仕事など、同じ姿勢が続くと血流やリンパの流れが滞り、老廃物や水分が脚にたまりやすくなります。
また、むくみが慢性化すると、代謝が低下し脂肪が付きやすくなるため、日頃から血流やリンパの流れを意識した生活習慣を心がけることが大切です。
筋肉のバランス
筋肉量は、少なすぎても多すぎても脚が太く見える原因になります。
運動不足で筋力が衰えているとリンパや血液を押し流す力が弱まるため、むくみやすくなります。一方で、特定の筋肉ばかりを使っていると、筋肉が張って脚がたくましく見えてしまうことがあります。
スポーツ経験者やハイヒールをよく履く方は、ふくらはぎや太ももが筋肉で張ってしまい、自分が思っている以上に脚が太く見えている可能性もあります。
骨盤の歪み
普段の姿勢や歩き方のクセによって骨盤がゆがむと、筋肉や脂肪の付き方に偏りが出てきます。
骨盤が前傾していると太ももの前面や外側にばかり力が入り、そこだけが張ってしまう原因になります。一方、骨盤が後傾していると腰が丸まってしまい、内側が使われにくくなるため、内ももに脂肪がたまりやすくなります。
また、骨盤のゆがみは血行不良やリンパの滞りも引き起こすため、むくみや代謝の低下、脂肪の蓄積などの悪循環につながります。
自分でできる脚痩せ対策
脚やせを目指すには、日々の生活のなかで取り入れやすい対策を継続することが大切です。ここでは、1日1回、左右それぞれ15〜30秒程度行えるストレッチを紹介します。
- 太ももの前側(大腿四頭筋)を伸ばす
立った状態で片脚の足首を持ち、かかとをお尻に近づけます。姿勢が崩れないよう背筋を伸ばし、膝を揃えてキープします。 - 内もも(内転筋)を伸ばす
床に座って両足の裏を合わせ、かかとを身体に引き寄せます。背筋を伸ばしたまま、両膝を床に近づけるようにゆっくり押し下げましょう。 - ふくらはぎ(腓腹筋)を伸ばす
壁に手を付き、片脚を後ろに大きく引いてかかとを床に付けます。ふくらはぎがじんわり伸びるのを感じながら、前の膝を軽く曲げていきます。
こういったストレッチやマッサージ、有酸素運動など、自分が取り入れやすい方法を継続して続けてみましょう。
短期間で脚痩せできる?
短期間で脚痩せしたい場合、医療痩身を検討してみましょう。医療痩身では、セルフケアやダイエットでは難しいとされる部分痩せや美しいラインづくりを目指すことができます。
ここでは、医療痩身の種類と特徴、どのような方が向いているのかを詳しくご紹介します。
短時間で脚痩せを目指せる医療痩身とは
医療痩身とは、医療機関で医師の管理のもとで行われる痩身施術の総称です。代表的なものに、脂肪吸引や脂肪溶解注射、ボトックス注射などがあります。
例えば、脂肪吸引は脂肪細胞そのものを物理的に取り除くため、1回の施術でも変化を実感しやすく、リバウンドのリスクも低いといわれています。また、ふくらはぎなど筋肉の張りが原因で脚が太く見える場合は、ボトックス注射により筋肉の緊張を和らげる方法が適しています。
このように、脂肪やむくみ、筋肉肥大などの脚太りの原因に合わせて的確にアプローチできることが、医療痩身の魅力です。
医療痩身による脚痩せの特徴
医療痩身による脚痩せは、以下のような特徴があります。
- 自力では難しい部分痩せが可能
- 施術後、早期に変化を実感しやすい
- 脂肪細胞の数を減らせる施術ならばリバウンドしにくい
- 医師の診察により原因に合った施術を選べる
自力で痩せることが難しいと感じる方や早く痩せたいとお考えの方には適した方法といえるでしょう。
医療痩身による脚痩せがおすすめの方
以下のような方は、医療痩身による脚痩せがおすすめです。
- ダイエットやセルフケアで脚痩せできなかった方
- 太ももやふくらはぎの脂肪を短期間で減らしたい方
- 筋肉の張りによって脚が太く見える方
- 大切な予定に向けて脚のラインを美しく整えたい方
このようなお悩みを持つ方は、医療痩身を選択肢のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。
短期間で脚痩せを目指せる方法
医療痩身では、原因に応じてピンポイントにアプローチできるため、ダイエットやセルフケアでは難しかった脚痩せにも効果が期待できます。
ここでは、短時間で脚痩せを目指せる方法を3つ紹介します。
脂肪吸引
太ももやふくらはぎに広範囲で脂肪が付いている場合は、脂肪吸引がおすすめです。
専用のカニューレを使用して皮下脂肪を直接除去することで、1回の施術でもしっかりと変化を実感できるといった特徴があります。また、脂肪吸引はダイエットと違い、脂肪細胞自体を取り除くため、リバウンドもしにくくなります。
ただし、施術後数日から1週間程度は腫れや内出血が出ることもあるため、しっかりスケジュールを調整して施術を受けるのがポイントです。
>>太ももの脂肪吸引について詳しく見る
>>ふくらはぎの脂肪吸引について詳しく見る
脂肪溶解注射
脂肪溶解注射は、脂肪細胞に直接作用する薬剤を注入し、脂肪を分解・排出へと導く施術です。
メスを使用しないため、はじめて美容医療を受ける方にも取り入れやすい施術方法です。「膝上に脂肪が乗ってスカートが似合わない」「内ももがもたつく」といった、部分的な脂肪にお悩みの方におすすめです。
施術後に注射部位が一時的に腫れることもありますが、数日以内に落ち着くケースが大半です。
ボトックス注射
ボトックス注射は、筋肉の動きを緩和することで、過剰に発達したふくらはぎの張りを抑える施術です。
体重は平均的でも、「ししゃも脚のように筋肉がぽっこりと盛り上がってしまう」「スキニーパンツやロングスカートが似合わない」などのお悩みを抱える方に適しています。
施術は数分程度で完了し、数日で徐々に効果が現れ、2週間ほどでふくらはぎのラインがやわらかく変化していきます。
メスやカニューレを使わない施術のため、腫れや内出血も最小限に抑えられる傾向にあり、初めて施術を受ける方や仕事が休めない方でも受けやすい方法です。
城本クリニックの施術の特徴
城本クリニックでは、一人ひとりの脚太りの原因に応じて、適切な施術をご提案しています。
カウンセリングは、すべて医師が担当します。薬剤は医療資格を持つスタッフが厳正に管理し、安全性と効果の両面に配慮した体制で施術を受けていただけるように環境を整えています。
太ももやお尻などの脂肪吸引は、ただ脂肪を取り除くだけでなく、デザインが重要です。脚全体のバランスやお尻の形も考慮したうえで、細く長く見える美しい脚のラインをデザインするよう努めています。
丁寧なカウンセリングを心がけていますので、不安や疑問も含め、お気軽にご相談ください。
脚痩せは城本クリニックにご相談ください
脚が太くなる原因には、むくみや筋肉の付き方、骨盤の歪みなど、複数の要因が影響しています。マッサージやストレッチなどのセルフケアで脚痩せを目指すことはできますが、短時間で脚痩せしたい場合は医療痩身がおすすめです。
「脚だけがどうしても痩せない」「部分的に太さが気になる」など、脚痩せに関するお悩みは、医師による丁寧なカウンセリングでお悩みの原因を把握し、一人ひとりに合わせた適切な施術をご提案するよう心がけている城本クリニックにご相談ください。
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本コラムの監修医師

1978/04:富山医科薬科大学医学部医学科入学
1984/03:富山医科薬科大学医学部医学科卒業
1984/06:大阪市立大学医学部付属病院研修医
1986/04:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学専攻
1990/03:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学修了
1990/04:田辺中央病院医長
1991/04:城本クリニック
医学博士 / 日本美容外科学会専門医
第105回日本美容外科学会 会長
城本クリニック総院長 森上和樹
SIDE EFFECT 主なリスク、副作用など
メソセラピー・脂肪溶解注射・BNLS注射等を行う場合、針を刺した箇所が一時的に赤くなることがありますが、殆どの方が当日中には気にならなくなります。
治療当日は少し突っ張った感じがありますが、時間の経過とともに減少します。
また、内出血となるケースがありますが、時間の経過とともに気にならなくなります。
治療後すぐ、針を刺した箇所以外はメイクが可能です。
治療後翌日からは、針を刺した箇所もメイクが可能で、万が一内出血となった場合でも、ファンデーションやコンシーラーで気になる部分をカバーできます。