コラム

COLUMN顔痩せに即効性がある筋トレ法やマッサージ法について

「顔痩せに即効性がある方法を知りたい」や「すぐに結果がでる顔瘦せ法はない?」といった疑問を持つ方は多いと思います。
小顔である事がルックスの良さを決める要素の1つとも言われる中にあって、顔瘦せは、多くの方にとって共通する悩みとされている一方、その解消方法や効果がわからないまま、なかなか解消できずにいる人がほとんどのようです。
そこでこの記事では、顔瘦せに悩んでいる方に向けて、顔瘦せに効果的な筋トレ法やマッサージ法など、顔瘦せを成功させるためのポイントについて分かりやすく解説します。

顔が太って見える原因

顔瘦せを成功させるためには、まず第一になぜ顔が太って見えるのかという原因を把握して、原因に合せた改善策を取り入れる事が大切です。
顔が太って見える主な原因は、以下のようなことが挙げられます。

脂肪の量

顔瘦せしたいと考えている方の多くに共通する原因がやはり「皮下脂肪」です。
とくに顔の頬、顎、フェイスラインといった部分を中心に皮下脂肪が蓄積することで、顔が太って見えてしまいます。

顔に脂肪が付く根本的なメカニズムは他の部位に脂肪が蓄積されるのと同じで「摂取カロリーが消費カロリーを上回る」ことにありますが、これは単純に食べ過ぎという話だけではありません。
食べ過ぎていなくても、内臓機能が低下していたり、全身の血流が低下したりしていると日常生活の中で消費されるエネルギーが減少するため、特に若い頃はいくら食べても太らなかったのに、大人になってからは食べる量を減らしても痩せられない、太ってしまうというのはこうした影響も大きいといえます。

むくみ

むくみは皮下に水分が蓄積されて膨らみとなる状態です。
特に食事などで塩分を過剰に摂取していると、体内の塩分濃度が高くなるため、それを薄めようと水分も蓄積されやすくなり、むくみがでやすくなります。

むくみは生活している中で重力によって徐々に下方に移動する特徴があるため、寝起きである朝は顔がむくみやすく、夕方や夜になると足がむくみやすくなります。
特に立ち仕事などをしていると夕方頃に足がパンパンになるのはこの影響です。

筋力の低下

筋力低下が原因で顔が太って見えているケースもあります。
これは、筋力低下によって脂肪がつきやすくなるという話ではなく、特に顔の筋力(表情筋)が衰える事で、その上についた脂肪や皮膚が垂れ下がった状態となり、顔の面積を広げて見えてしまうというものです。
とりわけ、筋力が低下しやすい40代以降の方は影響がでやすく、脂肪や皮膚を支える筋力が低下し、重力に逆らえず下垂しやすくなり、結果として顔がたるんで大きく見えてしまいます。

とくに、筋力低下と脂肪蓄積が一緒に起きると、いっきにたるみが進行するため、顔の印象は大きく変わってしまうでしょう。

筋肉の肥大化やコリ

「筋肉の肥大化やコリ」も顔が太って見える原因です。
特にエラが張って顔が大きく、ホームベースのような形に見えてしまうという方はこの影響が大きいでしょう。
これは食いしばりや、固い食べ物の摂取といった無意識の習慣によって「咬筋」と呼ばれる筋肉が発達し過ぎることで生じます。

エラがはったような状態は「骨格の影響」と考えられやすいですが、日本人の骨格はエラが張るような骨格ではない場合が多く、骨格ではなく咬筋の発達が原因で顔が大きく見えてしまっているケースが多いといえます。

姿勢が悪い

「姿勢が悪い」ことは顔が太ってしまう原因となります。
とくに、猫背やストレートネックのように、背骨から首周辺の骨格に負担がかかった状態になると、顔や首の周辺でむくみや血行不良が起こりやすくなって、顔が太って見えてしまうのです。

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顔瘦せを成功させるポイント

顔痩せを達成するためには、なによりもやはり日常的な習慣の改善こそが基本となります。
顔瘦せを成功させるために有効な日常的な習慣として、以下3つのポイントを意識してください。

バランスのよい食生活

顔瘦せを成功させるためには「食生活」の見直しが不可欠です。
なかでも、重点的に見直したいポイントが「糖分、脂質、塩分」の3つで、これらが過剰にならないよう注意しましょう。
糖分や脂質はやはり過剰な摂取カロリーとなって脂肪の蓄積になりやすく、塩分はむくみの原因となります。

具体的には、アルコール、コンビニ食(ファストフード)、お菓子などを大量に食べることは避け、糖質などの吸収を穏やかにする繊維質の豊富な食事をとるようにしましょう。
塩分は控えめにする事と、体内で水分量の調節を行うために必要な栄養素であるカリウムが豊富な食事も積極的にとるようにする事が対策として挙げられます。

加えて、食事の際は「ひと口あたり30回の咀嚼」に取り組んでみてください。
十分な咀嚼は、満腹感を得やすいだけでなく、消化や顔の筋肉を刺激するのにも効果的です。

入浴習慣を取り入れる

普段の生活で湯舟につからず、シャワーだけで済ませているというような方は是非入浴も行うようにしてください。
入浴することで全身の血行が良くなり、むくみが解消されやすいだけでなく、発汗作用によって水分や老廃物を体外に積極的に排出させるといった効果も期待できます。

継続的な入浴習慣は体を温めて全身の代謝を向上させるため、脂肪の蓄積を防止する効果や、肌を美しく保つ効果なども期待できます。

適度な運動

適度な運動も大切です。
とくに、顔痩せを目的とした場合は1時間程度のウォーキングやジョギング、水泳といった有酸素運動が効果的です。

これらの有酸素運動は、脂肪燃焼効果だけでなく、血流を促進するため、むくみの解消にも有用といえるでしょう。
よく有酸素運動そのものによる消費エネルギーは小さいため、痩せるためには不向きであるともいわれますが、有酸素運動でも適度に筋力が増強されますし、血液の循環がよくなるため痩身効果は十分に期待できます。
特に、脂肪の燃焼は「肝臓から遠い所から行われる」といわれるように、顔はからだの中では痩せやすい方ですので、運動習慣をとりいれて効果を実感しやすい部位であるといえるでしょう。

また、継続的にリズム間のある運動はセロトニンの分泌なども増加させるため、気持ちの面でもポジティブになれるという点で有酸素運動はおすすめです。

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顔瘦せに効果的な筋トレ法

顔瘦せに効果的な筋トレ法は、以下の方法が簡単で続けやすいためおすすめです。
これらの筋トレ法は、顔が太って見える原因のひとつである「筋力低下」に効果を発揮しやすいでしょう。

あいうえお体操トレーニング

あいうえお体操トレーニングは「あいうえお」の口の形を、大きくゆっくり繰り返す方法で、顔全体の筋肉をバランスよく刺激できることが特徴です。

「あいうえお」10回を目安に繰り返しましょう。大きく口を開けた際に、首の筋まで動くようにするのがポイントです。

舌の上下運動トレーニング

舌の上下運動トレーニングは、上を向いた状態で、口から舌先を出して上下(鼻から顎方向)に動かす方法で、脂肪が付きやすい顎周辺を引き締める効果が期待できます。

10回から20回を目安にして、慣れてきたら左右の動きも追加してみましょう。

あごスライドトレーニング

あごスライドトレーニングは、わずかに口を開けた状態で、下あごをゆっくり左右にスライドさせるトレーニングで、首から顎にかけての血流を改善します。

顎をスライドさせる時に、首筋が動くことを確認しながら動かすことがポイントです。

一点注意が必要なのは、顎を動かした時に関節がゴリゴリと鳴るように感じた場合、顎関節症などの可能性がありますので、無理にトレーニングを行わないようにしましょう。
顎関節症の場合は過度に動かすと悪化する可能性などもありますので、専門のクリニックでそちらの改善を行うようにしてください。

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即効性がある顔瘦せマッサージ

即効性がある顔瘦せマッサージとして、以下の方法をおすすめします。
これらは、主に顔の血流をよくするために効果的で、特にむくんだ顔を短時間で解消できる効果が見込めます。
顔のむくみは寝起きが最も影響として出やすいので、寝起きに軽く取り入れると効果的です。

顔全体マッサージ

顔全体マッサージは、親指以外の4本を使って両手で顔全体を円を描くようにマッサージする方法で、血液やリンパ液の流れを改善する効果があります。

おすすめは、おでこ、まぶた、目元、頬、そして顎下です。頬や顎下を入念にマッサージすることで、むくみが解消されやすく、即効性も期待できるでしょう。

マッサージの際は皮膚を擦ってしまうと摩擦刺激となるため、化粧水やクリームを付けた状態でマッサージするのがおすすめです。

耳マッサージ

耳マッサージは、両耳を優しく引っ張るようなストレッチをイメージしてください。
耳を伸ばすことで血行がよくなり、むくみが解消されます。

耳は筋肉で動かせる部位ではないため、血行が悪くなりがちです。30秒から1分程度の耳マッサージで、積極的に血流を促しましょう。

肩周辺まで血流が改善されるため、肩こりを感じた時に取り入れるケアとしても効果的です。

頭皮マッサージ

頭皮マッサージは、両手の指を使って頭皮をマッサージする方法で、頭皮の血流を促すことで、顔の血流も良くなるメカニズムです。

頭皮も耳と同様に筋肉を使って動かせる部分ではないため、血流が滞りがちです。1日に複数回マッサージするだけでも血流が良くなるでしょう。

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顔瘦せ器具を使った方法

顔瘦せを目的としたような器具も色々と販売されていますが、それぞれに期待できる効果について解説します。

まず、顔瘦せに効果がある、顔瘦せの即効性が高いといわれる器具の中で、その代表各ともいえるものが顔瘦せローラーです。
ローラータイプのものは、主に顔のむくみケア効果が得られるものが多く、マッサージによって脂肪が燃焼されるという事はありませんがむくみを改善してスッキリさせる効果があります。

また、多種の家庭用美顔器が発売されていますが、これらの多くはRFなどによって肌の引き締めを目的としたものです。
顔の皮膚は加齢によって真皮層内のコラーゲンなどが減少してたるみやすくなるため、熱刺激によって皮下の細胞の活動を促進する事で、肌のたるみを改善する効果を目的としています。
こうしたケアは美容皮膚科でも行われていますが、家庭用美顔器の場合は照射出力が安全な範囲に抑えられているため、大きく肌のたるみを改善できるほどの効果は望みにくいと考えられます。
日常的に使い続けることで、温めによって血流を改善し、肌が健康的に育成されやすい環境を整えるという点では効果が期待できるでしょう。

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美容医療で受ける顔瘦せ

顔瘦せを根本的に解消するには、美容医療を受けるのが最も即効性や確実性に優れています。
具体的に、美容医療では、以下のような顔瘦せ治療があります。

脂肪吸引

顔瘦せに効果的な美容医療のひとつが「脂肪吸引」です。
脂肪吸引は、カニューレと呼ばれる医療器具を挿入し、脂肪組織を物理的に除去する方法で、顔の気になる部位の脂肪を集中的に落とせます。

具体的には、頬や顎などについた脂肪を落とし、顔のサイズを直接小さくしていく事ができます。
脂肪が付いたことで顔のたるみが気になるケースや、二重顎などを解消するのに適している方法です。

尚、脂肪ではあってもバッカルファットなど深い部分にある脂肪を除去する事はできないため、治療を行う際はしっかりと適応を見極める必要があります。

脂肪吸引は直接医師が脂肪を物理的に取り除くため、やはり効果は一番はっきりと分かりやすく、どうやっても顔の脂肪が落とせないという人や、理想的なフェイスラインを作りたいといった人に向いているでしょう。

一方、施術後はそれなりのダウンタイムが必要になります。
術後は、一時的ながら腫れ、痛み、赤み、そして周囲からも分かるような内出血が生じることがあるため、治療後の一定期間を安静に過ごせる環境を用意する必要があります。

また、脂肪吸引は医師の技術力によっても仕上がりの良し悪しが分かれやすいため、出来れば複数の医師のカウンセリングなどを受けて、信頼できる医師の治療を受けることが推奨されます。

医療HIFU(ハイフ)

「医療HIFU(ハイフ)」は、超音波を使って顔の皮膚を引き締め(収縮させ)、たるみを解消する効果の他、シワの改善効果も見込める治療です。
肌のたるみを改善する治療としてはRF治療などもありますが、ハイフは皮膚表面に刺激を与えずに狙った深度に熱を加えられる事から、RF治療などでは難しいSMAS層という筋膜のケアなども行え、高いたるみケア効果が期待できます。

2~3週間に1回の頻度で複数回施術を受けることで、たるんだ肌が引き締まった効果や、小じわが減る効果を実感できるでしょう。

とくに、40代以降に多く見られる、顔の筋力低下や、脂肪による下垂などによって、顔が太って見えている人におすすめです。

メソセラピー(脂肪溶解注射)

顔瘦せに効果的な美容医療には「メソセラピー(脂肪溶解注射)」もあります。
顔の脂肪を落としたい部位に、脂肪組織を溶かす効果がある薬剤を注入する方法で、筋トレ法やマッサージ法などでは難しい、顔の部分痩せが手軽に行えます。
脂肪細胞を減らすためリバウンドしにくい点や、時間をかけて徐々に脂肪が減っていくため、不自然にならず周囲にバレにくい点もメリットです。

一方でメソセラピーは脂肪を溶かすようにして落とすため、効果を実感するまでに時間を要すること、さらには脂肪吸引のような明白な結果をすぐに感じにくいことがデメリットになるかもしれません。

ボトックス注射

ボトックス注射は、筋肉の働きを抑える薬剤を注入する治療で、筋肉の過剰な動きによってできる表情ジワの改善などに用いられる注射治療です。
この注射を特にエラの「咬筋」に注射する事で、咬筋の張りや膨らみを抑え、エラの張った状態を改善して顔痩せを実現します。

ただし、ボトックス注射の効果は半年から1年程度継続して徐々に戻っていくため、効果を持続させるためには定期的な注射が必要です。
治療を繰り返すうちに徐々に筋肉がおちるため、筋肉の使い方のクセが改善される事などと合せて継続治療が必要なくなる場合もあります。
咬筋を弱めることで噛む力が減少するため、食事の際に疲れやすくなる可能性などがデメリットといえます。

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顔が大きく見える原因を理解して適切なケアを行いましょう

顔が大きく見えてしまう原因は、脂肪の蓄積やむくみ、筋力低下などによるたるみ、そして咬筋の発達によるエラの張り出しなど様々です。
自分自身がどのような原因で顔が大きく見えてしまっているのかをしっかり理解し、その原因に合せたケアを行う事で、顔痩せを効果的に実現する事ができます。

色々頑張ってみても中々顔が小さくならないという方は、是非一度専門の美容クリニックにご相談ください。
症例経験の豊富な医師が、顔が大きくみえてしまう原因を複合的に見極め、適切な治療を行う事で効率よく、理想的なフェイスラインを実現していく事ができます。

城本クリニックは形成外科専門医や美容外科専門医の資格を取得した医師をはじめ、顔の解剖を熟知した医師がそろっていますので、まずは是非一度お気軽にご相談ください。

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本コラムの監修医師

1978/04:富山医科薬科大学医学部医学科入学
1984/03:富山医科薬科大学医学部医学科卒業
1984/06:大阪市立大学医学部付属病院研修医
1986/04:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学専攻
1990/03:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学修了
1990/04:田辺中央病院医長
1991/04:城本クリニック

医学博士 / 日本美容外科学会専門医
第105回日本美容外科学会 会長
城本クリニック総院長 森上和樹

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