コラム

COLUMNプロテインはバストアップのために飲んだ方が良い? 期待できる効果や注意点を解説します

バストアップして大きな胸を手に入れたいという方の中には、バストアップのためにプロテインを取り入れた方が良いと聞いたことがあるかもしれません。
「体を作る」栄養が豊富なプロテインですが、実際にバストアップ目的で取り入れた場合はどのような効果が期待できるのか、またどういった注意点があるのかなどについて詳しく解説します。

人の体の大部分はプロテイン=タンパク質で出来ている

プロテインとは「タンパク質」の事で、「糖質」や「脂質」と並んで、食事で摂取するべき3大栄養素の一つでもあります。
人間の体の60~70%は水分ですが、残りの30~40%の内、半分はタンパク質で作られている状態です。
体の細胞は日々新陳代謝によって古い細胞が破壊され、その分新しい細胞が作られていますので、細胞を作るための栄養素であるタンパク質が非常に大切で、健康状態を維持するためには体重の0.1%分程度(体重50㎏なら50g)のタンパク質を、毎日摂取した方が良いとされています。

そんな体にとって重要な栄養素であるタンパク質ですが、生活習慣の乱れや食事の偏りなどによって体にとって必要な分量の摂取が出来なくなってしまう事もあり、そんな時に便利なのがいわゆる「プロテインパウダー」と呼ばれるプロテインのサプリメントです。
プロテインパウダーを水などに溶かして飲む事で不足してしまうタンパク質を補うと、全身の代謝が正常に行われやすくなり、筋肉などもつきやすくなります。

また、プロテインは「体作りのための栄養サプリメント」とも言えるため、バストアップでも飲用を推奨する情報が多くみられます。

  • お問い合わせはこちらから >>

LINE@友だち追加

バストアップのための4つのポイント

バストアップを行うために必要となるポイントは下記の4つです。

乳腺の発達

バストは90%の脂肪と10%の乳腺で出来ており、脂肪は乳腺を守るための役割を担っています。
乳腺が発達して大きくなると、その分乳腺を保護するための脂肪もつきやすくなるため、乳腺の発達を促す事が最もバストアップに繋がります。

乳腺は女性ホルモンの一つであるエストロゲンの影響によって発達が促されるもので、エストロゲンが乳腺にあるラクトゲン受容体という部分に結合する事で乳腺の増大が進行します。
そのため、エストロゲンの分泌や働きが適切である事と、ラクトゲン受容体が存在している事という二つの条件が満たされていると乳腺が発達してバストアップが期待できる状態となるのですが、ラクトゲン受容体の増える時期は遺伝などによって決まりますが10代から20代にかけてであるため、バストサイズが自然と大きくなるのは25歳あたりまでと言われています。

エストロゲンの分泌量は30代後半までは大きく減少する事はありませんが、栄養不足や睡眠不足、ストレスなどの生活習慣による影響でバランスに乱れが生じる事があります。

脂肪の増大

脂肪は乳腺を保護するための役割であり、脂肪細胞の数もある一定の状態になるとそれ以上に増加する事はありませんが、お腹などの脂肪と同様、細胞内に脂肪をため込む事で脂肪細胞のサイズが大きくなるため、これによりバストサイズを大きくする事ができます。
ただし、脂肪の増大は体の一部分だけ狙って引き起こす事はできませんので、全身が太って脂肪の量が増大するとバストの脂肪も大きくなり、逆に痩せて全身の脂肪が少なくなるとバストの脂肪も減少するという結果になります。

大胸筋の発達

大胸筋はバストを支えている筋肉で、大胸筋を鍛える事で筋肉が肥大して厚みが出るため、バストサイズも必然的に大きくする事ができます。
また、大胸筋を鍛える事でバスト全体がしっかりと支えられた状態となるため、バストの下垂を防いでハリのある状態を目指す事ができます。

クーパー靱帯の保護

クーパー靱帯はバスト内部に無数に存在しているコラーゲン組織で、大胸筋や皮膚と乳腺を繋ぐ事でバストの形を保っています。
クーパー靱帯は強い刺激を受けたり圧迫されたりすると伸びたり切れてしまったりするもので、クーパー靱帯による支えが弱くなるとバストはハリがなくなって垂れた状態となります。
一度切れてしまうと元の状態に戻す事はできないため、しっかりと保護をしてダメージを防ぐ事が重要です。
バストは垂れてしまうとボリュームが分散して小さく見えてしまいますので、クーパー靱帯を保護してバストの形がしっかりと維持する事はバストアップにおいても必要となります。

  • お問い合わせはこちらから >>

LINE@友だち追加

プロテインのバストアップに期待できる効果

プロテインを取り入れる事で期待できるバストアップ効果は、主に「乳腺の発達を助ける」「大胸筋の発達を助ける」「クーパー靱帯の強化」という点で考えられます。

乳腺の発達を助ける

乳腺組織や乳腺に栄養を届けるための血管などは、タンパク質によって作られています。
乳腺が発達する時期はラクトゲン受容体やエストロゲンが活発な時期ですが、この時期に十分な量のタンパク質を摂取できていないと新しい乳腺の細胞が作られず、十分に発達できない状態となります。
乳腺が発達しやすい成長期は、乳腺以外にも体中のあらゆる細胞を作るために大量の栄養が消費されている時期ですので、とにかくしっかり食事をとらなければタンパク質も不足してしまいがちです。
もちろん、食事で十分な栄養を摂取する事がベストなのですが、小食であまり食べる事ができないなどタンパク質が不足しがちな方は、プロテインで栄養を補給する事で乳腺の発達を助ける事が期待できます。

また、乳腺の発達に作用するエストロゲンなどのホルモンについてもやはりタンパク質が原料の一つとなりますので、ホルモンバランスを整えるためにも適度にプロテインを利用すると良いでしょう。

大胸筋の発達を助ける

プロテインというと「筋力トレーニング」の補助としての役割を想像する方が多いと思いますが、筋肉の材料であるタンパク質を積極的に摂取する事は筋肉をつけるために有用です。
特にハードなトレーニングを行う場合、筋肉の修復を行うために多量のタンパク質(アミノ酸)が消費されますので、普段よりも多くのタンパク質を摂取する必要があります。

クーパー靱帯の強化

クーパー靱帯はコラーゲン組織で出来ていますが、体内でコラーゲンを合成するために特に必要となる栄養がタンパク質とビタミンCです。
プロテインを取り入れるなどで十分な量のタンパク質を取り入れる事でコラーゲンが作られやすくなり、これによってクーパー靱帯が強化されてバストの形が保たれやすくなります。

また、コラーゲンは肌のハリを保つという点でも重要な役割を担っているため、コラーゲンが豊富に作られる状態にする事で肌もハリのある健康的な状態がつくられ、バストアップにも繋がります。

  • お問い合わせはこちらから >>

LINE@友だち追加

プロテインはとりすぎに注意

タンパク質が体作りに重要な栄養素であることから、とにかく沢山の量を摂取する事が推奨されているケースを見かけますが、過剰に摂取すると腎臓などの内臓に負担がかかるようになるため注意が必要です。
タンパク質については明確な摂取の上限量というものはないのですが、高負荷のトレーニングを行っている人でも体重1㎏あたり2~2.5g/日程度の摂取量が推奨とされていますので、これより多く摂取すると健康にとってマイナスになってしまう可能性が高まるでしょう。

また、そもそもプロテインは栄養補助としてのサプリメントですので、基本的には食事によってタンパク質を摂取する事が大切です。
ある程度、肉や魚などのおかずを含めて食事をとっていれば、極端にタンパク質が不足するという事はありませんので、基本的にはバランスの良い食事を心がけるようにしましょう。

  • お問い合わせはこちらから >>

LINE@友だち追加

プロテインの種類による違い

プロテインは主に「ソイプロテイン」「ホエイプロテイン」「カゼインプロテイン」の3種類が市販されています。
それぞれの違いは下記の通りです。

ソイプロテイン

ソイプロテインは、主に大豆を原料として作られているプロテインです。
大豆はタンパク質が豊富な食材であるだけではなく「大豆イソフラボン」というエストロゲンに似た作用をする成分も含まれている事から、特にバストアップを目的としたプロテインなどに多く利用されています。
ただし、イソフラボンは体質によっては摂取により倦怠感などの副作用が生じる可能性があり、摂取の上限量なども定められているものですので、過剰な摂取には注意しましょう。

ホエイプロテイン

乳清とよばれる、ヨーグルトなどの上に溜まる事のある透明な液体部分の「ホエイ」から得られたタンパク質です。
液体に溶けやすいため水などと混ぜて飲みやすく、多くのプロテインに利用されています。
また、プロテインの中でも分解・吸収にかかる時間が短く、トレーニング後の回復を目的とした摂取に適しています。

カゼインプロテイン

牛乳からホエイと乳脂肪分を除いた部分で、乳タンパク質の80%がカゼインプロテインと呼ばれるものです。
分解や吸収にかかる時間が長いため、置き換えダイエット目的のプロテイン飲料など満腹感を維持する事を目的とした商品などに多く利用されています。

  • お問い合わせはこちらから >>

LINE@友だち追加

バストアップ目的でのプロテインの選び方

バストアップを目的とした場合にどのプロテインが良いかについては、基本的にあまり大きな差は無いといえます。
前述のようにバストアップ用などとして販売されているものではソイプロテインの配合により大豆イソフラボンの効果も得られるなどとしているケースがありますが、そもそも大豆イソフラボンがバストアップに与える影響はそこまで期待できるものではありませんので、特に効果があるというものではありません。
商品選びについては、なるべく人工甘味料や保存料など体にとってマイナスとなり得るものが使われていないものを選ぶなど、健康面で良い商品を選ぶと良いでしょう。

  • お問い合わせはこちらから >>

LINE@友だち追加

バストアップは美容整形もご検討ください

自然なバストサイズの増大は、多くの場合で25歳くらいでストップする事となり、それ以降に期待できるサイズアップには限りがあります。
大きなバストを手に入れて理想的な体型になるためには、やはり美容整形が確実な方法です。
ひと昔前はバストアップ目的の美容整形というと「シリコンバッグ」を入れる方法がメインでしたが、最近は脂肪注入術などより自然な方法も人気となっていますので、是非ご検討ください。

脂肪注入術によるバストアップ

脂肪注入術は、簡単にいえば脂肪吸引でお腹などから採取した脂肪細胞を、注射器でバスト内に注入する方法です。
注入された脂肪細胞がバストの中で定着する事で、永続的なバストアップを行う事ができます。

自分自身の細胞を使用するため拒否反応なども無く、また脂肪細胞そのものを増やすという方法であるため、非常に自然な柔らかさのバストを作る事ができます。

脂肪注入が開始された当初は脂肪の定着率も低く、せっかく注入しても定着できずに体内に吸収されて無くなってしまったり、しこりになってしまったりといったトラブルも多かったのですが、数多くの症例によってこうした問題を最小限にする施術法が開発され、現在は非常に満足度の高い治療法となっています。

脂肪注入によりバストサイズが大きくできるだけではなく、お腹などの脂肪吸引によって一度の施術で理想的な体型に近づける点も人気の理由です。

シリコンバッグ挿入による豊胸術

豊胸術といえば「シリコンを入れる」というイメージが強い方も多いと思いますが、やはりシリコンバッグを挿入する豊胸術も人気です。
シリコンバッグも昔と比べて様々な改良が加えられており、現在主流となっているバッグは触った感触や動きも非常に自然で、破損によるトラブルやカプセル拘縮という副作用のリスクも大幅に抑えられています。
やせ型の方など脂肪注入が難しい場合や、大幅なサイズアップを行いたい方などには特に人気の術式となっています。

乳房吊上術

バストサイズの増大ではなく、バストトップの位置を吊上げる事でバストの形を整える術式もあります。
ボリュームが追加されるわけではないのですが、下垂によって広がってしまったバストの形を整える事で、見た目の大きさをアップさせる事も可能です。

  • お問い合わせはこちらから >>

LINE@友だち追加

バストのお悩みは一度クリニックにご相談ください

どのような方法が理想の体型に近づきやすいかは、一人ひとりの体型や目的によって異なります。
まずは専門医による診察とカウンセリングを受けて理想とする体型になるための方法を知るだけでもお悩みの解消に近づく事が出来ますので、バストにお悩みの方は是非一度お気軽にご相談ください。

LINE@友だち追加

本コラムの監修医師

1978/04:富山医科薬科大学医学部医学科入学
1984/03:富山医科薬科大学医学部医学科卒業
1984/06:大阪市立大学医学部付属病院研修医
1986/04:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学専攻
1990/03:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学修了
1990/04:田辺中央病院医長
1991/04:城本クリニック

医学博士 / 日本美容外科学会専門医
第105回日本美容外科学会 会長
城本クリニック総院長 森上和樹

ご予約・お問い合わせお気軽にご連絡下さい 0120-107-929 無料 24H OK メール相談 無料 カウンセリング予約
全国の城本クリニック 35年以上の歴史と実績

全国の城本クリニック

クリニック案内へ

診療時間 10:00~19:00 完全予約制

35年以上の歴史と実績、そして信頼を誇る美容外科