兵庫・姫路院の案内。美容整形なら城本クリニック 開院35年以上の美容整形外科

ご挨拶

この度、令和7年11月1日より城本クリニック姫路院の院長に就任いたしました、長間多恵と申します。

関西医科大学形成外科学講座に入局後、大阪・京都・滋賀など京阪神地域にて形成外科医として研鑽を積んでまいりました。これまでの診療を通じ、美容医療には人の心を明るく照らし、自信や前向きさを取り戻す力があることを実感しております。

これまで培ってきた形成外科の技術と経験を美容医療にも生かし、外見の美しさだけでなく、その先にある「心の充実」を実現できる医療を目指しております。
患者様お一人おひとりの想いに寄り添い、安心して治療を受けていただけるよう、誠実で丁寧な医療をお届けすることをお約束いたします。
今後とも、地域の皆様に信頼され、笑顔があふれるクリニックづくりに努めてまいります。

美容外科医を目指した理由

幼少期より細やかな作業やものづくりに親しんできた私は、自然と外科系の分野に関心を抱き、医師の道を志しました。医学部在学中に出会った形成外科は、腫瘍・外傷・褥瘡・壊疽・慢性炎症性疾患・先天奇形など、幅広い疾患に対応しながら、機能の回復のみならず整容面にも深く配慮することで、患者様の生活の質（QOL）を高める診療科であることを知り、その奥深さに惹かれました。

その後、皮膚・乳腺の腫瘍、再建手術、外傷、褥瘡、壊疽、慢性炎症性疾患、先天異常など、さまざまな症例に携わりながら、皮弁形成や瘢痕の活用といった形成外科特有の工夫を通して、最小限の侵襲で最大限の整容的・機能的成果を追求することの大切さを学びました。術後の経過を丁寧に見守ることが、患者様の身体的・精神的な回復に大きく寄与することも実感しております。

美容医療は主に健康な方を対象とする分野ではありますが、「目立たない傷で自然な美しさを実現する」という形成外科の理念が、そのまま活かされる領域でもあります。これまで培ってきた知識と技術をもとに、外見の改善のみならず、心の満足や安心をもたらす医療を提供したいという想いから、美容外科の道を選びました。

現在も保険診療に携わりながら、美容外科領域の知識と技術の研鑽を続けております。形成外科学会専門医としての経験を基盤に、これからも患者様お一人おひとりに真摯に向き合い、より信頼される医療を追求してまいります。

美容外科医として大切にしていること

美容外科医としての基本的な心構えは、これまで形成外科で行ってきた保険診療と何ら変わるものではありません。治療の選択肢や各々の利点・欠点、リスクについて丁寧にご説明し、十分なインフォームドコンセントを行うことを大切にしております。営利目的ではなく、患者様の状態を的確に見極め、その方にとって「本当に必要な医療」をご提案し、誠実で丁寧な治療を行うことを信条としております。

私は形成外科学会専門医および日本抗加齢医学会専門医として、多くの患者様の診療に携わってまいりました。その中で、美容皮膚科での臨床経験も活かし、「自然な美しさを引き出す治療」の大切さを日々実感しております。美容医療は、単に若々しさを取り戻すことや外見を変えることを目的とするものではなく、自分自身に自信を持ち、より前向きに人生を歩むための医療であると考えています。

クリニックにお越しくださる患者様は、それぞれに悩みや不安を抱えながら、大きな勇気をもってご相談にいらっしゃいます。そのお気持ちに真摯に寄り添い、どんなに小さなお悩みにも丁寧に耳を傾け、安心してご相談いただける存在でありたいと願っております。初めての一歩を踏み出す勇気に、誠実な対応でお応えし、最適な治療をご提案いたします。

また、美容医療の技術や価値観は日々進化しています。常に高水準の医療を提供するために、国内外の学会活動や研修を通じて知識と技術の研鑽を重ね、最新の医療機器や治療法の導入にも積極的に取り組んでおります。

私の目指す美容医療は、外見の美しさだけでなく、患者様の内面からの輝きにもつながるものであるべきだと考えております。形成外科学会専門医としての責任と誇りを胸に、身体的にも精神的にも支えとなれるような美容医療を、これからも真摯に追求してまいります。

美容医療のあり方

美容医療を提供する立場として、私は常に「誠実であること」を何より大切にしております。
医療である以上、そこには倫理と責任が伴います。決して利己的であってはならず、常に真摯な姿勢で患者様と向き合うことが、美容医療に携わる者としての基本であると考えております。

患者様のお気持ちに寄り添い、その方にとって本当に必要な医療を丁寧にご提案すること――それが、私の変わらぬ信念です。

美容医療が身近な存在となり、さまざまな情報を容易に得られるようになったことは喜ばしいことです。
一方で、正確な理解を持たないまま治療を受けてしまう方が増えている現状を、医療に携わる者として心配に感じております。医療には常にリスクが伴います。だからこそ、治療内容やリスクをきちんとご理解いただき、納得のうえで安心して治療をお受けいただくことが大切です。

形成外科医・美容外科医として、私は正確な情報と確かな知識、そして安全で誠実な医療を提供し続けることを、自らの使命と考えております。

美容外科は、外見の改善を通してコンプレックスを和らげ、自分らしく前向きに生きる力を取り戻すお手伝いができる素晴らしい分野です。
もちろん、医療行為である以上、すべての結果を完全に予測することはできません。
それでも、一つひとつの施術を丁寧に行い、安全で自然な仕上がりを追求することが、私の務めであり喜びでもあります。

美容外科手術は命に関わるものではないかもしれませんが、人生に確かな影響を与えるものです。
また、老化の流れを止めることはできませんが、その時々の変化に合わせて最適な治療やケアをご提案し、長く安心してお通いいただける環境を整えてまいります。
十年、二十年先も変わらず信頼していただけるような、穏やかで温かい美容医療をこれからも大切にしてまいります。