コラム

COLUMN二重整形は痛い? 麻酔・手術中・ダウンタイムの痛みを術式も踏まえて注意点とともに徹底解説

二重整形をしたいけれど、やはり手術は痛みなどが怖いというのもあって躊躇している人は少なくないかと思います。
整形手術である以上、まったく痛みがなく出来るというのは難しいですが、問題は痛さの程度や期間ではないでしょうか。
この記事では、痛い思いをすることが心配な人の参考になるよう、二重整形で痛いと感じる場面や痛さの程度、痛みへの対処法などを徹底解説します。

二重整形で痛いと感じる場面とは

二重整形で痛いと感じる場面は大きく分けて3つあります。
まず、手術前の麻酔時です。次が手術の最中で、そのあとが手術後のダウンタイムが最後に痛いと感じる可能性がある場面だといえます。
あくまで痛いと感じる可能性がある場面であって、どこで痛いと感じるかは人それぞれです。3つの場面それぞれについて、以下で詳しく解説します。

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麻酔の注射による痛み

麻酔時に感じる痛みは主に注射による痛みです。

極細の注射針で痛みはわずか

二重整形で使用される局所麻酔用の注射針は、極細といえるもので刺したことに気付かない人もいるほどです。
そのため、痛みがあったとしてもその程度は軽く、一般的な注射よりも痛いということはまずありません。多くは針を刺す瞬間にチクッとする程度です。とはいえ、痛みの感じ方は個人差が大きく、局所麻酔の注射による痛みが嫌だという人がいることも事実としてあります。

注射に対する恐怖心が痛さを増幅する

ほんの一瞬、チクッとするだけとはいっても、痛い場面を想像することで実際よりも強く痛みを感じてしまうことがあります。
注射が苦手な人の場合、恐怖心が緊張を呼び、神経が過敏になってしまったり、力が入って筋肉が硬直するために注射も刺さりにくくなって、痛さを増幅する点に注意が必要です。
まして、腕に打つ注射でも怖いのに、まぶたの表裏に打つとなればなおさらでしょう。また、手術そのものへの不安がある場合にも痛みを増幅する可能性があります。恐怖心があり緊張した状態になると、手術後の腫れを大きくしてしまう要因になりかねません。手術を受ける際は全般的にリラックスした気持ちで受ける事が成功のカギとなります。

麻酔前の麻酔で痛みなし

局所麻酔の注射による痛みを予防するための対策として、麻酔前の麻酔を実施しているクリニックもあります。使用されるのは表面麻酔と呼ばれている麻酔です。点眼タイプやクリームタイプなどがあります。表面麻酔はその仕組み的に痛みを感じることはありません。表面麻酔の効果が出てから局所麻酔をすることで、針を刺す痛みを感じることなく麻酔を完了できます。
また、必要に応じて笑気麻酔を用いるクリニックもあり、不安な人は事前に確認しておくとよいでしょう。笑気麻酔とは、笑気ガスと呼ばれている亜酸化窒素を吸い込み、ふんわりと酔ったようなリラックスした気分にする麻酔です。
クリニックによっては注射の前に冷却を行うなどで痛みを感じにくくする事もあります。

全身麻酔はおすすめか?

表面麻酔や笑気麻酔を併用しても注射や手術に対する不安や恐怖心が勝ってしまうという人には、全身麻酔によって眠っている間にすべてを終わらせる選択も可能です。
ただし、全身麻酔は身体への負担や費用面に加え、手術の状況を確認できないという決定的なデメリットがあります。進行状況を確認しながら納得のいく二重整形を行いたい人にはおすすめできません。
そもそも二重整形ではリスク管理などの点から全身麻酔を行っているクリニックはほとんどありませんので、全身麻酔を条件にしてしまうとクリニック選びの選択肢が極端に少なくなってしまうという点にも注意が必要です。

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手術中の痛み

二重整形の手術中の痛みについては、原則としてほとんど問題になりません。

手術中に痛みを感じることはほとんどない

二重整形はしっかりと麻酔をかけた後に埋没法や切開法で行われます。したがって、前提として手術中に痛いと感じることはありません。とはいえ、痛みを感じやすい人や麻酔が効きにくい方の場合、わずかながら手術中に痛いと感じることもあります。
また、心理的な緊張が強い方のケースでは実際に痛みまでは感じていなくても、治療を受けているというストレスで痛みがあるように感じてしまうというケースもあります。

手術中に痛いと感じたら麻酔を追加できる

手術中に感じる可能性がある痛みは軽微なものですが、痛いことに変わりはなく、我慢するメリットは何もありません。我慢してしまうと手術部位に力が入ってしまい、適切な手術が出来なくなる可能性もあります。
遠慮せずに痛いといえば、無痛で続行できるように麻酔を追加して手術が行われる形となりますので、正直に伝えるようにしましょう。

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手術後のダウンタイム中の痛み

二重整形で痛みを感じる場面の中で、もっとも痛みが強くて長い期間にわたるのがダウンタイム中です。

麻酔が切れると痛みが出る

当然のことながら、麻酔で抑えていた手術の痛みは、麻酔が切れることによって表に出てきます。よくいわれているのは、ジンジンする痛みや、筋肉痛のような痛みです。痛みの強さには個人差があり、我慢できないほど強い痛みを感じるケースもあれば、何かに集中していると忘れてしまう程度の痛みもあります。

痛い期間は1週間程度

手術後のダウンタイムで痛い期間は概ね1週間程度だといえるようです。もちろん、手術後の状況や個人差があるため、あくまでも目安であり数日で消えることもあれば、2週間、3週間と続くこともあります。
ただし、この痛みについては処方される痛み止めなどを服用する事で抑える事が可能ですので、過度に心配する必要はないといえるでしょう。

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埋没法と切開法・術式による痛みの違い

二重整形に用いられる埋没法と切開法では、術式の違いからくる痛みの違いがあります。

埋没法とは

埋没法とは、切らずに二重を作る術式です。上まぶたに医療用の糸で二重のラインを作りたい皮膚と、まぶた内部にある瞼板や眼瞼挙筋といった部分を繋ぐ事で、二重まぶたの構造を人工的に作り出して二重まぶたを完成させます。まぶたを切開しないため、切り口の痛みが存在しません。また、痛みが残るダウンタイムの短縮が可能です。

切開法とは

切開法とは二重のラインに沿って上まぶたを切開し、眼瞼挙筋と皮膚を癒着させるなどの方法によって二重まぶたを作る術式です。
ライン上を端から端まで切開する全切開法と部分的に切開する部分切開法があります。どちらを選んでも切開による痛みが生じることになるでしょう。
また、切開しない埋没法よりもダウンタイムが長くなる可能性が高く、痛みが持続する期間が長くなります。

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手術後の注意点と痛いときの対処法

二重整形で痛い思いを最小限に抑えたいなら、手術後の注意点をよく守り、痛いときには適切な対処法を用いる必要があります。

安静にして過ごす

安静にして過ごすことは、多くの整形手術で基本ともいえる手術後の注意点です。
安静といっても、何もせずじっとしているということではなく、運動など血流を増大させる動きや作業を控えれば、日常生活は普通に送って構いません。
飲酒や長時間の入浴、熱い湯船に浸かるといった行為も同様で、特に術後の数日間は避けNGです。
また、気になって触ってしまうなど、患部を刺激する行為は自重しましょう。
手術当日はコンタクトレンズの使用も控えます。
以上の注意点について、個別のケースでの対応はケースバイケースの部分もあるため、医師の指示をよく聞いておくことが重要です。

鎮痛薬を服用する

痛みが無理なく我慢できる程度であれば必要ありませんが、痛みを抑えたい場合は鎮痛剤を服用します。手術後に処方された鎮痛剤を飲めば、ほとんどの痛みは抑える事ができるでしょう。

アイシングする

まぶたの冷却、アイシングは痛みの緩和に役立ちます。痛いなと感じたら保冷剤や氷などを使って冷やしてみましょう。その際、直接当てないでやわらかい布やガーゼに包んでおきます。
特に術後の数日間はしっかりとアイシングを行う事で過剰な腫れを防ぎ、ダウンタイム期間を短縮する事につながりますので、医師の指導に従ってしっかりとアイシングを行うようにしましょう。

我慢できないほど痛いときは医師の診察をうける

ダウンタイム中の痛みが我慢できないレベルになったり、違和感を覚えたりした場合には、早めの受診を行いましょう。何か大きな問題が潜んでいる可能性が考えられるためです。

例えば、手術中に毛などの異物が巻き込まれてしまいそれが炎症や化膿をひきおこすという事もあり、トラブルの対処は早い方が解消もしっかりと行えますので、遠慮せずに相談する事が大切です。
こういったトラブル時の安心を得るためにも、しっかりと術後までケアを行ってくれるクリニックを選ぶようにしましょう。

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二重整形の痛みやトラブルはクリニック選びである程度解消できる

二重整形の痛みは、手術に使用される道具や医師の技術力、そして術後のケアによって抑止する事ができます。
クリニックによっては痛みを抑えるための細い注射針や糸などが別料金になる所もありますので、痛みや術後の回復などを総合的に考えるのであれば、こうした部分まで含めた料金で治療を受けるクリニックを比較するとよいでしょう。

城本クリニックでは、カウンセリングからしっかりと医師が対応し、注射針の選択や使用する糸の選択、行う術式にいたるまで患者様の負担が最も少なく、効果が最大限となる治療を適切にご提案しておりますので、負担の少ない治療のためにはどのような方法があるかなど気になる方はまず一度お気軽にご相談ください。

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本コラムの監修医師

1978/04:富山医科薬科大学医学部医学科入学
1984/03:富山医科薬科大学医学部医学科卒業
1984/06:大阪市立大学医学部付属病院研修医
1986/04:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学専攻
1990/03:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学修了
1990/04:田辺中央病院医長
1991/04:城本クリニック

医学博士 / 日本美容外科学会専門医
第105回日本美容外科学会 会長
城本クリニック総院長 森上和樹

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