コラム

COLUMN二重まぶたの種類|自分に合った二重まぶたの選び方

二重の美容整形をする際に、自分に似合う二重の種類がわからないと悩んでしまう方もいるのではないでしょうか。二重まぶたにはさまざまな種類があり、自分の顔立ちや目の形に合ったものを選ぶことが、施術後の満足度につながります。

この記事では、二重まぶたの種類や理想の二重まぶたの決め方、二重整形の施術方法などについて詳しく解説します。二重の美容整形を検討している方は、自分に合った二重まぶた選びの参考にしてみてください。

二重まぶたの種類

二重まぶたには、主に以下の4つの種類があります。

  • 平行二重
  • 末広二重
  • 奥二重
  • 混合型二重

二重の種類によって目元の印象が大きく変わるため、それぞれの特徴を理解して、自分にあったデザインを検討しましょう。

平行二重

平行二重は二重のラインが、目頭から目尻まで、ほぼ均等な幅で並行している形です。並行二重は、次のような印象を与えることができます。

  • 目が大きく見えやすい
  • 華やかな印象を与えてくれる
  • メイクの映えがよい
  • ナチュラルメイクもできる
  • 欧米人のような目元をつくれる

平行二重は、目が大きく見えるため、華やかな印象を与えてくれます。欧米人のような目元になりやすく、メイク映えもよいため、多くの方に人気のある二重の形です。目が離れている方や、目元を大きく見せたい方にはおすすめのデザインです。

また、平行二重は二重の幅を調整することで、ナチュラルメイクからしっかりメイクまで幅広く対応できます。そのため、流行に左右されにくいのも特徴です。ただし、蒙古ヒダが強い場合は自然な仕上がりになりにくいため、目頭切開と組み合わせが必要になります。

末広二重

末広二重は、目頭部分の二重の幅が狭くて、目尻に向かって幅が広がっていく形です。末広二重には、次のような特徴があります。

  • ナチュラルな仕上がり
  • かわいらしい印象を与えてくれる
  • 整形をしたのがわかりにくい
  • 日本人に似合いやすい
  • 蒙古ヒダがある方にも適している

末広二重は、日本人によく似合う二重の形です。ナチュラルな仕上がりになるため、整形をしても自然に見えやすいメリットがあります。派手すぎない目元を希望する方に適しています。また、蒙古ヒダがある方にも適しており、無理のない二重ラインを作りやすいのも特徴です。

>>末広二重と平行二重の違いは? 綺麗な二重のラインにする方法はある?

奥二重

奥二重は、二重のラインがまぶたの皮膚に隠れてしまい、パッチリとした二重のラインが見えにくい形です。

まぶたが厚めの方に多く見られ、クールな印象を与える目元です。アイメイク次第で、さまざまな印象を演出できます。

奥二重と末広二重は似ているため、よく混同されがちです。この2つに厳密な違いはなく、以下の特徴を目安に見分けられています。

奥二重 末広二重
二重のライン まぶたの皮膚に隠れて見えにくい 目尻に向かって広いラインがある
目元の印象 スッキリとした控えめな印象 ナチュラルで自然な印象
まぶたの厚み まぶたが厚いと一重に見える 厚みがあっても馴染みやすい

奥二重は末広二重よりも蒙古ヒダが覆いかぶさっている部分が多く、目尻の部分にのみ二重のラインが見える形です。いずれも、日本人に少なくない二重の形とされています。

>>奥二重から二重へ!理想のまぶたを手に入れる方法とは?

混合型二重

混合型二重は、蒙古ヒダの外側から二重ラインが始まり、目尻にかけて徐々に幅が広がる形です。

平行二重と末広二重の中間的な特徴があり、ナチュラルな印象を残しつつ、目元を大きく見せることができるため、バランスの取れたデザインとなります。

理想の二重まぶたの決め方

二重の形を選ぶ際には、顔全体のバランスや蒙古ヒダの有無、二重幅の目安、黒目の見え方を考慮することが大切です。自分の目の特徴を理解し、自分に似合った二重のデザインを見つけましょう。

顔全体のバランスに合わせる

二重の形を決める際には、目元だけでなく顔全体のバランスを考えることが大切です。

顔の縦幅や横幅、眉の位置との調和を考えた二重にすることで、より自然な仕上がりになります。目の横幅が広い方は平行二重が似合いやすく、顔立ちが優しい方は末広二重の方が自然な印象を与えてくれます。

蒙古ヒダの有無を確認

蒙古ヒダとは、目頭を覆うように存在する皮膚のことで、日本人を含むアジア系の人によくみられます。蒙古ヒダの有無によって、二重のデザインが変わるため、事前に確認するようにしましょう。

蒙古ヒダがある方が平行二重をつくると、目頭部分の皮膚が引っ張られ、不自然な仕上がりになってしまいます。そのため、末広二重のほうが自然な仕上がりにはなりやすいといえます。

蒙古ヒダがあって平行二重を希望する場合は、目頭切開を併用することで自然な仕上がりに近づけることができます。

蒙古ヒダが少ない、またはない方は、どの二重のデザインでも作りやすいです。平行二重を希望する場合でも蒙古ヒダの影響を受けにくいため、きれいな目元がつくれるでしょう。

自分に合った二重を選ぶためには、蒙古ヒダの有無を確認し、自然な仕上がりになるデザインを選ぶことが大切です。

二重幅の目安を参考にする

目を開けた状態で、まつげの生え際から眉毛の距離の1/3〜1/5の幅が、自然な二重をつくるのに適しているといわれています。

二重の幅を広くすると華やかな印象になりますが、二重の幅を広げ過ぎると不自然になってしまうこともあります。目元の大きさや顔全体のバランスによって異なるため、医師とのカウンセリングでシミュレーションしながら、自分に合う幅を確認しましょう。

黒目の見え方を確認する

二重の幅や形によっては、黒目の露出度が変わり、目元の印象にも影響がでます。黒目がしっかりと見える二重では、目を大きく見せる効果があり、明るくはっきりとした印象を与えてくれます。

黒目をしっかりと見えるようにするには、まぶたの厚みや蒙古ヒダの有無を考慮しながら、自然に黒目が強調される二重ラインを選ぶことが大切です。

【二重まぶたの種類別】おすすめの目の形

二重まぶたは、それぞれ目の形や顔立ちに適したデザインがあります。二重まぶたの種類別におすすめの目の形を紹介します。

平行二重がおすすめの目

二重のラインが目頭から目尻まで均等に並行している並行二重は、黒目の露出が増えて目がはっきりと見えるため、華やかで明るい印象を与えてくれます。

並行二重は、次のような方におすすめです。

  • 蒙古ヒダが少ない
  • まぶたが薄い
  • 顔立ちがはっきりしている
  • 華やかな印象にしたい

蒙古ヒダが少ない方や、目元をぱっちりとさせたい方に向いている二重です。

末広二重がおすすめの目

日本人によく見られる末広二重は、ナチュラルな仕上がりで違和感が少なく、自然に見えやすいでしょう。

末広二重は、次のような方におすすめの二重です。

  • 蒙古ヒダがある
  • まぶたが厚い
  • 自然な仕上がりにしたい
  • 優しく落ち着いた印象にしたい

末広二重は蒙古ヒダがある方にも適しており、無理のない二重ラインをつくることができます。派手すぎず、落ち着いた目元を作りたい方にもおすすめです。

奥二重がおすすめの目

はっきりとした二重の線が見えにくい奥二重は、まぶたに厚みがある方でも自然に馴染みやすく、すっきりとした印象になります。

  • 蒙古ヒダがある
  • まぶたが厚い
  • 目の輪郭がなだらか
  • クールな印象にしたい

アイラインが強調しやすいため、目力を出したいメイクをしっかりしたいという方にもおすすめです。

混合型二重がおすすめの目

混合型二重は、ナチュラルな印象を残しつつ、目元を大きく見せることができる二重のデザインです。

  • 蒙古ヒダがある
  • 目元の印象が可愛らしい
  • 目尻を強調したい
  • ナチュラルに目を大きく見せたい

目尻の二重ラインが広がることで、優しく女性らしい印象をつくることができます。また、平行二重や末広二重の特徴を兼ね備えており、顔全体のバランスを取りたい方にもおすすめの二重です。

二重整形の施術方法

二重整形の施術方法には、埋没法と切開法があります。どちらの方法が適しているかは、まぶたの状態や希望する仕上がりによって異なります。

埋没法

埋没法は、メスを使わずに医療用の糸でまぶたを留めて二重をつくる方法です。まぶたを切開しないため、腫れや内出血が少なく、ダウンタイムが短いのが特徴です。

施術時間が短く、施術後すぐに日常生活へ戻りやすい点がメリットです。糸を取り除けば元の状態に戻すこともできるため「整形は初めてでまずは試してみたい」「将来的に二重のデザインを変えるかもしれない」という方に向いています。

ただし、埋没法による二重ラインは永久的に持続するものではありません。時間の経過とともに糸が緩んで二重のラインが薄れてしまいます。

特に、まぶたが厚い方や脂肪が多い方は、埋没法だけでは理想の二重を長期間維持するのが難しいケースもあります。そのため、持続性を重視する場合は、定期的に再施術を行うか、より長持ちする切開法を検討する必要があります。

メリット 施術の時間が短い
ダウンタイムが短い
糸を取り除けばやり直しができる
施術の跡が目立ちにくい
切開法よりも費用を抑えられる
デメリット 糸が緩むと元の状態に戻ってしまう
まぶたの厚みによって適用できないことがある
二重ラインの持続期間が切開法より短い
強くこすると糸が緩むことがある
埋没法が向いてる方 長期の休みを取れない方
腫れや内出血のダウンタイムを短くしたい方
まぶたが薄くて二重ラインが作りやすい方
まぶたに脂肪やたるみが少ない方
元のまぶたに戻したくなる可能性がある方
費用を抑えて二重整形したい方
初めて二重整形を受ける方

>>埋没法はすぐとれる? やり直しする場合はどうやって行う?

切開法

切開法は、まぶたを切開して、余分な脂肪や皮膚を取り除いたうえで二重を形成する方法です。半永久的な効果が期待できるため、「できるだけ長く二重ラインを維持したい」「まぶたが厚くて埋没法では難しい可能性がある」という方に適しています。

希望する二重の幅やデザインを細かく調整できるため、理想の目元に近づけやすいのもメリットの一つでしょう。

ただし、切開を伴うため施術後は腫れや内出血が出やすく、ダウンタイムが長くなる傾向があります。施術後はしばらく腫れが続くため、回復までの期間を十分に考慮したスケジュール調整が必要になります。

また、一度施術を行うと元の状態に戻すことが難しいため、二重のデザインも慎重に検討しなければなりません。二重のラインが完全に落ち着くまで、数ヶ月を要することがあるため、施術を受けるタイミングも大切です。

メリット 半永久的な効果が期待できる
まぶたの厚みがある方でも施術できる
理想のデザインに細かく調整できる
目頭切開と組み合わせて平行二重がつくれる
デメリット ダウンタイムが長い
施術後の腫れや内出血が出やすい
埋没法よりも費用がかかる
やり直しが難しい
切開法が向いてる方 まぶたの皮膚や脂肪が厚い方
まぶたがたるんでいる方
幅の広い二重を希望している方
埋没法でうまくいかなかった方
半永久的に二重ラインを持続させたい

>>切開法による二重術のダウンタイムはどのくらい? 全切開とマイクロ切開での差は? 術後の経過について詳しく解説

施術方法の選び方のポイント

二重整形の施術方法は、まぶたの状態や、希望する仕上がりによって選ぶことが大切です。以下のポイントを参考にしてみてください。

  • ダウンタイムの長さ
  • 二重ラインの持続期間
  • まぶたの厚みを考慮する
  • 理想の二重のデザインに合わせる

埋没法はダウンタイムが短いため、初めての方でも受けやすいですが、理想とする二重ラインによっては埋没法が適用にならない場合があります。まぶたが厚い場合では、二重ラインの持続性が低いため切開法が推奨されます。

まぶたの状態や理想とする二重のデザインを医師とよく相談して、施術方法を決めるようにしましょう。

>>埋没法と切開法の違いを徹底比較!あなたに最適な二重整形は?

二重まぶたの種類を選ぶ際の注意点

二重まぶтаの種類を決める際には、見た目の好みだけでなく、長期的な視点で選ぶことが大切です。流行やトレンドを考慮しながら、自分に合うデザインを選ぶことが施術後の満足度につながります。

人気の二重の種類を考慮する

SNSや芸能人の影響で、特定の二重のデザインが人気を集めることもあります。しかし、人気のデザインが必ずしも自分に合うとは限りません。

まずは自分の顔立ちや目の形を考慮して選ぶことが大切です。そのうえで、トレンドのデザインが自分に適しているなら、選択肢のひとつとして検討しましょう。

丁寧にカウンセリングしてもらう

二重のデザインで後悔しないためには、医師とのカウンセリングが大切です。

自分の希望を伝えるだけでなく、まぶたの厚みや蒙古ヒダの有無、目の開き具合などを総合的に診断してもらい、適切な二重の形を提案してもらいましょう。

ダウンタイムやリスクも考慮する

埋没法と切開法のそれぞれにダウンタイムやリスクが伴います。

埋没法はダウンタイムが短く、手軽に試せる方法ですが、糸が緩むと再施術のリスクがあります。一方で、切開法は半永久的な効果が期待できるものの、ダウンタイムが長くなってしまいます。

施術後の仕事や日常生活のスケジュールを考慮し、無理のない計画を立てることが大切です。

>>二重整形は痛い? 麻酔・手術中・ダウンタイムの痛みを術式も踏まえて注意点とともに徹底解説

城本クリニックの二重整形の特徴

城本クリニックでは、さまざまな目元の悩みに合わせて、理想の二重まぶたをデザインすることにこだわっています。埋没法と切開法の両方に対応しており、目元の状態に合わせて適切な方法をご提案いたします。

  • 以前受けた施術の修正も可能
  • 男性の患者様にも対応
  • 「1年保証」と「永久保証」選べる保証制度

城本クリニックのカウンセリングは、施術経験が豊富な医師が担当します。皮膚のたるみや脂肪のつき方、筋肉の状態などをしっかり確認し、丁寧なヒアリングを心がけています。

男性の方の目元の悩み、加齢で変化した二重幅の悩み、以前ほかのクリニックで受けた施術の修正など、目元でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

>>城本クリニックの埋没法
>>城本クリニックの切開法・部分(マイクロ)切開法

自分に合った二重まぶたを手に入れたいなら城本クリニックへ

この記事では、二重まぶたの種類と選び方のポイントを紹介してきました。

二重まぶたにはさまざまな種類があり、自身のまぶたの状態や全体のバランスを考慮して、二重をデザインすることが大切です。

城本クリニックの二重整形では、豊富な経験を有する医師が、カウンセリングから施術まで担当します。ご要望に合わせて、理想的な目元の実現にこだわっていますので、ぜひ一度、お気軽にご相談ください。

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本コラムの監修医師

1978/04:富山医科薬科大学医学部医学科入学
1984/03:富山医科薬科大学医学部医学科卒業
1984/06:大阪市立大学医学部付属病院研修医
1986/04:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学専攻
1990/03:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学修了
1990/04:田辺中央病院医長
1991/04:城本クリニック

医学博士 / 日本美容外科学会専門医
第105回日本美容外科学会 会長
城本クリニック総院長 森上和樹

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