コラム

COLUMN目の下のたるみ取りで後悔しないためのポイントは?よくある失敗事例も紹介

目の下のたるみ取りは、目元がスッキリして若々しい印象となるため人気がある施術です。

しかし、「目の下がくぼんでしまった」「施術前よりシワやたるみが目立つ」「仕上がりが不自然」などの後悔が気になるという方もいらっしゃるでしょう。後悔を防ぐには、後悔する理由や注意点をあらかじめ知っておくことが大切です。

この記事では、目の下のたるみ取りに関する失敗例やその原因、後悔しないためのポイントを詳しく解説します。施術を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

目の下のたるみの原因

目の下のたるみは、加齢や生活習慣など、いくつもの要因が重なって少しずつ現れる自然な変化です。

まずは目の下のたるみの原因を詳しく紹介します。

皮膚の弾力の低下

紫外線や摩擦などの刺激、加齢によって、肌のハリや弾力を支えるコラーゲンやエラスチンを作る線維芽細胞がダメージを受けると、コラーゲンやエラスチンの生産量が減少します。生成量が減少すると、皮膚が薄くしぼんだ状態となります。

皮膚のハリや弾力を保つ成分であるヒアルロン酸も年齢とともに減少するため、皮膚の柔軟性や弾力が低下し、目の下の皮膚がたるみにつながります。

目の下の皮膚は薄くて皮脂腺が少ないため乾燥しやすく、ほかの部位よりもたるみが目立ちやすいという特徴があります。皮膚の弾力が失われると、眼窩脂肪を支えきれず、さらにたるみが進行してしまいます。

眼輪筋の衰え

目の周囲には、まばたきの際に働く眼輪筋という筋肉があります。この筋肉が加齢や眼精疲労によって衰えると、目の下の脂肪を支える力が弱まり、たるみが生じやすくなります。

加齢や眼精疲労以外にも、スマートフォンやパソコンを長時間使用することでまばたきが減り、眼輪筋の筋力の低下や血流の悪化を招き、目の下のたるみが進行するリスクが高まります。

眼精疲労による血流の悪化

目元のたるみは、眼精疲労による血行不良も関係しています。

長時間にわたるパソコン作業やスマートフォンの使用により目が酷使されると、周辺の血流が悪化して、眼輪筋や靭帯、皮膚への栄養が届きにくくなってしまいます。その結果、筋肉の働きが弱まり皮膚の弾力が低下して、たるみの進行を促進します。

現代は眼精疲労が引き起こされやすい環境にあるため、たるみ予防のために定期的に目を休めたり、温めて血流を促進したりといったケアを取り入れるのがおすすめです。

眼窩脂肪の突出

眼窩脂肪(がんかしぼう)と呼ばれる眼球を支える脂肪が前方に押し出されることによって、目の下のたるみが生じます。

眼窩脂肪は、眼輪筋や靭帯、皮膚によって支えられていますが、加齢により支える力が弱まります。支える力が弱まると、本来なら眼球の下に存在する脂肪が前方に押し出されてしまい、目の下にふくらみが生じるのです。

また、頬の脂肪が減ることで眼窩脂肪との間に段差が生まれ、たるみがより強調されることもあります。目元のボリュームバランスの崩れが、見た目の疲労感や老けた印象につながります。

目の下のたるみ取りで後悔する理由とは?よくある失敗事例5選

目の下のたるみ取りにはいくつか種類がありますが、それぞれの原因に合わせて適切な施術方法を選ぶことが大切です。施術後に後悔しないように、事前にどのような失敗の可能性があるのか把握しておきましょう。

目の下がくぼんでしまった

脂肪の除去量が多すぎると、目の下がへこんだように見えることがあります。これは、たるみの原因となる眼窩脂肪を過剰に取りすぎた場合に起こりやすく、本来のふくらみが失われて老けた印象になってしまいます。

眼窩脂肪は単に除去すればよいというものではなく、どのような状態なのか正確に判断し、適切な量を丁寧に除去する必要があります。

治療後にたるみやシワが目立つようになった

皮膚のハリや弾力が年齢とともに失われている場合、脂肪だけを取り除くと皮膚が余り、かえってシワやたるみが目立ちやすくなることがあります。

特に中高年層に多い傾向があり、状態に合わせて脂肪除去と同時に皮膚のたるみへのケアを検討することが重要です。

例えば、脂肪除去の際に皮膚の切除を同時に行うことで、たるみやシワが目立ちにくいように調整することができます。

左右差が生じてしまった

顔はもともと左右対称ではないため、同じ処置を両側に施すことで仕上がりに差が出ることがあります。目元の左右差は目立ちやすいため、不自然な印象となり後悔につながる可能性があります。

医師に仕上がりの希望を伝え、脂肪の量や皮膚の厚み、目元の筋肉の動き方など、細かなバランスを確認しながら施術計画を立ててもらうことが重要です。

目の下が不自然に膨らんでしまった

目の下のたるみを取ったことで、不自然に目の下が膨らんでしまうことがあります。これは、目の下の脂肪を適切に除去できていなかったり、ヒアルロン酸や脂肪を注入しすぎたことによるものです。

顔のバランスや表情のくせには個人差があります。表情の動きに合わせた調整や、顔全体の構造やバランスを考慮した施術を受けるためには、豊富な経験と技術力がある医師であるかが大切なポイントです。

痛みや費用など思っていたことと違ったところがあった

目の下のたるみ取りは、施術中の痛みが強かったり、ダウンタイムの症状が長引いたりすることも後悔する原因のひとつと考えられます。

麻酔をするため施術自体の痛みは感じませんが、麻酔が切れた後に腫れや痛みが出ることがあります。個人差はありますが、ダウンタイムの症状が長引いて「こんなにつらいとは思わなかった」と感じてしまうこともあるでしょう。

また、カウンセリング時に提示された料金のほかに、追加施術やアフターフォローで追加費用が発生したなど、思っていたよりも高額になったという場合にも後悔の気持ちを感じる可能性もあります。

目の下のたるみを改善するセルフケアの方法

目の下のたるみは、セルフケアでもある程度の改善や予防が期待できます。軽度なたるみであれば、日常的なケアで変化を感じられることもあるでしょう。

マッサージで血行促進をする

目元や頭皮をやさしくマッサージすることで、血流やリンパの流れが改善され、目の下のたるみの軽減を期待できます。眼球周囲の血流が促され、目の周囲の疲労回復やむくみの改善、代謝アップにも役立ちます。

  • 目の周りの骨の上側を指で5〜10秒押しながら横にすべらせる
  • 同じように、目の周りの骨の下側を指で押しながら横にすべらせる

マッサージの際は肌を強くこすらないよう注意して、クリームを使って滑りをよくするのがポイントです。もしクリームがない場合は、押した後に指を離して、少し位置をずらして繰り返すとよいでしょう。

また、目元だけでなく頭皮のマッサージもおすすめです。

パソコンやスマートフォンを長時間使用すると眼精疲労が起き、頭皮のコリにもつながります。表情筋の硬さにつながることもあるため、頭皮マッサージで血流を促しましょう。頭皮マッサージの手順は次のとおりです。

  • 耳裏に親指を当てゆっくりともみほぐす
  • 首の上や頭も同じようにもみほぐす

強い力で行うと皮膚にダメージを与えてしまうため、頭皮のマッサージをする際も気持ちよいと感じられる力加減を意識しましょう。

トレーニングで眼輪筋を鍛える

目の周囲にある眼輪筋を鍛えることで、たるみの原因となる眼窩脂肪の飛び出しを抑えられる可能性があります。

眼輪筋のトレーニング手順は次のとおりです。

  • 下まぶたを持ち上げるイメージで目を閉じる
  • 目を閉じた状態を5秒キープし、目を開ける

トレーニングの際は、目全体に力を入れると眉間のシワにつながる可能性があるため、おでこや上のまぶたの力は抜きましょう。遠くを見るように目を細めるイメージで下のまぶたを持ち上げるのがポイントです。

スキンケアで肌のたるみをケア

スキンケアによって肌の弾力を維持すると、目元のたるみ改善につながります。美容液やクリームに、肌の弾力アップが期待できる成分を含んだものを選ぶようにしましょう。

  • ヒトセラミド:保湿効果
  • ナイアシンアミド:ハリやシワ対策
  • ビタミンC:抗酸化作用
  • レチノール:ターンオーバーの促進
  • 成長因子などのペプチド成分:線維芽細胞の活性化

これらの成分が含まれており、自分の肌に合うものがおすすめです。

生活習慣を改善する

生活習慣の改善も目の下のたるみに効果的を与えることがあります。

偏った食生活は、身体に必要な栄養素が不足し、新陳代謝が乱れやすくなります。睡眠不足やストレスはホルモンバランスを乱し、新陳代謝の低下につながるでしょう。長時間パソコンやスマートフォンを見る習慣のある方は、眼精疲労につながりやすいです。

外出時に日焼け止めを塗らないなど、紫外線対策をしていない方は、肌にダメージが蓄積してしまいます。これらの食生活や睡眠などの生活習慣を改善すると、目の下のたるみだけでなく、身体全体の健康に影響が及ぶ可能性があるので注意が必要です。

美容医療による目の下のたるみ取りの方法

目の下のたるみを改善方法は、さまざまな種類があります。ここでは以下の4つの治療方法を紹介します。

  • HIFU(ハイフ)治療
  • 経結膜脱脂術
  • ヒアルロン酸やベビーコラーゲン注入
  • ハムラ法

これらの美容医療は、すべて健康保険が適用されない自由診療です。それぞれの治療内容や費用相場、治療回数や副作用を詳しく解説します。

HIFU(ハイフ)治療

HIFU(ハイフ)は、高密度焦点式超音波を使って、たるみ治療を行います。超音波エネルギーをピンポイントで皮膚の深い層に照射し、その部分だけを加熱することで、皮膚を引き締める効果が期待できます。

照射によって皮膚の内部が加熱されると、熱変性という反応が起きて組織が収縮し、たるみが改善されます。肌表面にはダメージを与えないため、ダウンタイムが少ないのも特徴です。

HIFUは、真皮層にある線維芽細胞や皮膚のさらに深い層にあるSMAS(スマス)筋膜に働きかけます。線維芽細胞を刺激してコラーゲンの生成を促し、SMAS筋膜を引き締めることで、自然なリフトアップや肌のハリ感アップが期待できます。

メスを使わないため、切る治療に抵抗がある方や、通院せずにたるみを改善したいという方におすすめの方法です。ただし、たるみが大きく進行している場合は、HIFUだけでは十分な効果を感じられないこともあるため注意が必要です。

医師によるカウンセリングで目元のたるみ具合をしっかり診てもらい、HIFUが適しているかどうかを判断してもらうことをおすすめします。

HIFU治療の概要
費用相場 40,000〜150,000円
治療時間 1〜1.5時間
通院間隔 3ヶ月〜半年に1回
副作用 痛みや腫れ、赤み、むくみ、やけど、水ぶくれ

治療する部位や広さによって費用は異なります。痛みや腫れなどの副作用には個人差がありますが、一般的には軽度なものです。

>>医療HAIFU(ハイフ)

経結膜脱脂術

経結膜脱脂術は、目の下のたるみの原因となる眼窩脂肪を、まぶたの裏側から取り除く治療方法です。下まぶたの裏側を切開して脂肪を取り出すため、肌表面に傷跡が残らないのが特徴です。

眼窩脂肪が前に押し出されているケースで、経結膜脱脂術が効果的です。ただし、加齢によって脂肪が少なくなる方もいるため、すべての方に適しているとは限りません。

経結膜脱脂術の概要
費用相場 200,000〜400,000円
治療時間 20〜40分
通院間隔 1度の施術のみ
副作用 痛みや腫れ、内出血、たるみの目立ち、シワができる、感染症

経結膜脱脂術の適応でない場合や、脂肪を取りすぎてしまうと、将来的に目元がくぼんだように見えるリスクもあります。自然な仕上がりにするためには、医師による丁寧な診察と適切な判断が大切です。

>>経結膜脱脂

ヒアルロン酸やベビーコラーゲン注入

目の下にたるみがあると、皮膚がくぼんで影ができやすくなり、疲れて見えたり老けた印象を与えたりします。こうしたくぼみに対し、ヒアルロン酸やベビーコラーゲンを注入することで、ふっくらとした目元になり、たるみや影を目立たなくすることができます。

ベビーコラーゲンはヒト由来のコラーゲンを使用しており、皮膚や骨に含まれるⅠ型コラーゲンと、赤ちゃんの肌に多く含まれるⅢ型コラーゲンが配合されています。皮膚の薄い目元にもなじみやすく、自然な仕上がりを期待できます。効果は施術直後から実感でき、6〜10ヶ月程持続します。

ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸注入の概要
費用相場 1ccあたり20,000〜100,000円 ※部位により大きな差がある
治療時間 5〜15分程度
通院間隔 6〜12ヶ月程度は効果が持続 ※個人差あり
副作用 内出血、腫れやむくみ、痛み、肌にヒアルロン酸が透けて見える

ベビーコラーゲン注入

ベビーコラーゲン注入の概要
費用相場 1ccあたり100,000〜130,000円
治療時間 5〜15分程度
通院間隔 3〜6ヶ月程度は効果が持続 ※個人差あり
副作用 かゆみ、赤み、内出血、皮膚色の変化

ヒアルロン酸やベビーコラーゲンの注入による効果は一時的で、時間が経つと徐々に薄れていきます。そのため、状態を維持するには定期的な注入が必要です。

メスを使わないため、外科的な手術に抵抗がある方にも取り入れやすい施術です。

>>ヒアルロン酸注入
>>ヒューマラジェン(ベビーコラーゲン)

ハムラ法

ハムラ法では、眼窩脂肪を取り除きません。眼窩脂肪をくぼんだ部分に移動させて固定することで目元をなだらかに整える施術方法です。脂肪を移動することでふくらみとくぼみのバランスが取れ、目の下のたるみ改善が期待できます。

ハムラ法には、表ハムラ法と裏ハムラ法の2種類があります。

表ハムラ法は、下まぶたの表側を切開して脂肪を移動させます。皮膚のたるみも一緒に切除できるため、しっかりとしたリフトアップ効果が得られます。

裏ハムラ法では、まぶたの裏側を切開して脂肪を移動させます。皮膚の表面に傷が残らないため、ダウンタイムを抑えたい方におすすめの方法です。

どちらの方法も、目元の状態に合わせた繊細な技術が必要とされます。

ハムラ法の概要
費用相場 300,000〜600,000円
治療時間 表ハムラ法:2〜2.5時間程度, 裏ハムラ法:1〜1.5時間程度
通院間隔 施術日と抜糸で2回通院, 必要に応じて経過観察
副作用 痛み、腫れや内出血、感染症、アレルギー、外板

皮膚を切開しすぎると、外板といわれる「あかんべー」をしている状態になってしまうことがあります。施術前のカウンセリングにて、希望する仕上がりを医師と共有することが大切です。

城本クリニックでは、カウンセリングを医師が直接担当し、リスクや副作用について詳しく説明しています。メールや電話だけでなく、LINEでのご予約やご相談も受け付けていますので、お気軽にご利用ください。

>>裏ハムラ法で目のくまやたるみを改善! メリット・デメリットなど基礎知識を徹底解説

目の下のたるみ取りは修正ができる?

目の下のたるみ取りで失敗した場合、修正できるのか気になる方もいるでしょう。目の下のたるみ取りでは、修正が可能な場合と難しい場合があります。

人それぞれ状態が異なるため一概には言えませんが、一般的にどのような場合に修正が可能か、難しいのかそれぞれ解説します。

修正手術が可能な場合

目の下のたるみ取りの修正手術が可能な場合は、追加で脂肪を取り除くケースが一般的です。例えば、脂肪を取る量が少なく、目の下のたるみが解消されていない、左右差が生じたケースなどです。

ただし、初回の治療が丁寧にされていたかによって、修正が可能かどうか判断が分かれます。修正手術が可能かどうかは、医師に相談してみましょう。

修正が難しい場合

脂肪を取りすぎてくぼんでいる場合、取りすぎている部分をヒアルロン酸や脂肪注入で完璧に戻すのは難しく、基本的には修正が難しいと考えられます。

ヒアルロン酸や脂肪注入で修正が可能なケースもありますが、以下のようなリスクがあります。

  • 修正手術による眼窩内の出血による視力への影響
  • 目の下のたるみの悪化やしこりの出現
  • 物が二重に見えるなど見え方への影響

脂肪を取りすぎている場合の修正手術は、しっかりと医師と相談して慎重に検討しましょう。

目の下のたるみ取りで後悔しないためのポイント

目の下のたるみ取りで後悔しないためには、施術そのものだけでなく、事前準備やアフターケアも含めてしっかりと対策をすることが大切です。ここでは、後悔しないためのポイントを紹介します。

ダウンタイムの正しい過ごし方を知る

目の下のたるみ取り後には、腫れや内出血などのダウンタイムが生じることがあります。これらの症状は一時的なものですが、ダウンタイム中の過ごし方によって回復の早さや仕上がりに差が出ることがあります。

ダウンタイムでは次のポイントを抑えて過ごすようにしましょう。

  • 外的刺激を避ける
  • 化粧品の成分に注意する
  • 熱いお湯に浸からない
  • 運動や飲酒を控える
  • コンタクトレンズを使用しない
  • 横になりすぎない

外的刺激を避ける

術後は腫れや内出血が起こりやすく、触れると悪化する可能性があります。無意識に患部を触らないよう注意し、前髪などが当たらないようにまとめておくようにしましょう。

化粧品成分に注意する

手術翌日からアイメイク以外は可能ですが、洗顔時は患部が濡れないように注意しましょう。傷口に化粧品成分が触れると、しみたり腫れが悪化したりする恐れがあります。しばらくは低刺激のスキンケアを心がけてください。

熱いお湯に浸からない

身体が温まると血行が促進され、腫れや出血が悪化することがあります。また、シャワーなどで身体が温まると、血液が涙とともに流れてくることもあります。

そのため、術後1週間程度はぬるめのシャワーで短時間の入浴にとどめましょう。

運動や飲酒を控える

運動や飲酒も血行を促進するため、家事や軽い散歩など汗をかかない程度にとどめ、術後1週間は激しい運動や飲酒を避けましょう。

ダウンタイムを長引かせないためには、できるだけ安静に過ごすのがポイントです。

コンタクトレンズを使用しない

術後1週間程はコンタクトレンズの使用を控えましょう。痛みや違和感、白目の腫れがある場合は無理に使わず、医師に相談してください。視力が悪くてコンタクトレンズが必要な方は、メガネを使用するようにしましょう。

横になりすぎない

横になりすぎると頭部に血が集まりやすくなり、腫れが悪化する場合があります。休むときはできるだけ座った姿勢をとるようにしましょう。

事前に副作用を把握しておく

目の下のたるみ取りは、施術によって副作用が異なります。体質によっては回復に時間がかかることがあるので、事前に考えられる副作用について医師に聞き、不安なことや気になることを確認しておくことが大切です。

カウンセリングで自分にある施術方法を選ぶ

たるみ取りは、経結膜脱脂法やハムラ法、ヒアルロン酸注入などさまざまな方法があり、それぞれの特徴が異なるため、目元の状態や希望する仕上がりによって適している施術方法が変わります。

施術後に後悔しないためには、自分の目元の状態や悩みをしっかり医師に伝えることが大切です。そのうえで、医師と十分に話し合い、自分に合った治療法を提案してもらいましょう。経験豊富な医師であれば、必要に応じてほかの治療との併用や、将来的な見た目の変化も含めて総合的に判断してくれます。

「脂肪の取りすぎ」に注意!?

経結膜脱脂やハムラ法は、目の下のたるみを改善できる施術ですが、脂肪を取りすぎるとくぼんでしまうことがあります。

眼窩脂肪はただの余分な脂肪ではなく、眼球を支えるクッションの役割も担っています。そのため必要以上に取り除いてしまうと、眼球が下がってくぼんだ目になったり、目元が老けた印象になったりする可能性があります。

上述のように、脂肪を取りすぎている場合の修正は難しく、ヒアルロン酸や脂肪注入でボリュームを補っても元通りにはなりません。ヒアルロン酸は定期的な注入が必要で、脂肪注入は思いどおりに定着しない可能性があります。

目の下の脂肪を取る量は目の形や脂肪の量によって調整が必要で、医師には豊富な知識と経験、高い技術力が求められます。施術を検討する際は、解剖学に基づいた判断ができる経験豊富な医師を選びましょう。信頼できるクリニックを選ぶことが、失敗を防ぎ、理想の仕上がりを手に入れるための大切なポイントです。

目の下のたるみ取りの施術を受けるクリニックの選び方

目の下のたるみ取りは繊細な施術であるため、どのクリニックで施術を受けるかは仕上がりに影響します。満足のいく結果を得るためには、医師の技術力やカウンセリングの内容など、クリニック選びのポイントをしっかりおさえておくことが大切です。

医師の治療経験が豊富

目元の美容医療は、顔の印象に大きな影響を与えます。そのため、施術経験が豊富で、知識を持った医師による施術を受けるのがおすすめです。

施術経験が豊富な医師は、状態に合わせた適切な脂肪量の調整や術後のリスク管理が可能なので、自然な仕上がりを期待できます。公式サイトやカウンセリングで、症例写真や医師の経歴をチェックしてみましょう。

悩みに合わせた施術方法の提案

たるみの原因や程度は一人ひとり異なります。自分の目元の状態に応じた適切な施術を提案してくれるクリニックを選ぶことが大切です。

例えば、脂肪を取り除く方法よりも、位置を調整した方がよい場合や、ヒアルロン酸注入によるボリューム調整が向いている場合もあるでしょう。複数の選択肢から検討できることが、仕上がりの満足感につながります。

丁寧なカウンセリング

施術を受ける前は、悩みや希望をしっかりと伝えることが大切です。丁寧なカウンセリングを行ってくれるクリニックは、施術内容やリスク、ダウンタイム、期待できる効果などを具体的に説明してくれるため、不安を解消したうえで治療に臨めます。

また、カウンセラーではなく医師がカウンセリングを行っているかどうかも、信頼できるクリニックかどうかを見極めるポイントのひとつです。カウンセリングの段階から、医師がしっかりと対応してくれるかどうかを確認してみましょう。

城本クリニックの目の下のたるみ取りの特徴

城本クリニックの目の下のたるみ取りは、さまざまな悩みに合わせて、理想の目元をデザインすることにこだわっています。

経験豊富な医師がカウンセリングから担当し、皮膚のたるみや脂肪の状態などを確認します。理想の目元を実現できるよう、医師がしっかりとヒアリングしますので、気になることは何でもご相談ください。

美容医療の受診が初めての方でも、不安なく相談できる環境づくりに力を入れています。目の下のたるみやくまでお悩みの方は、城本クリニックにご相談ください。

>>城本クリニックの目の下のたるみ取りを詳しく知りたい方はこちら

後悔しない目の下のたるみ取りは城本クリニックへ相談を

目の下のたるみ取りは、「目の下がくぼんでしまった」「たるみやシワがより目立つようになった」「左右差が生じた」「不自然に膨らんだ」など、思いどおりの結果にならず後悔してしまうケースも考えられます。

たるみの原因は、加齢による皮膚の弾力低下や眼輪筋の衰え、眼窩脂肪の突出など、人それぞれ異なります。セルフケアでの改善が難しい場合は、美容医療による施術を検討してみましょう。

城本クリニックでは、HIFUや経結膜脱脂術、ヒアルロン酸・ベビーコラーゲン注入、ハムラ法など、さまざまな施術から一人ひとりに合った方法をご提案しています。仕上がりの美しさと術後の負担の少なさ、丁寧な施術とアフターケアがこだわりです。

丁寧な診断とカウンセリングを心がけておりますので、治療をご検討中の方は、不安や疑問を解消するためにもぜひ一度ご相談ください。

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本コラムの監修医師

1978/04:富山医科薬科大学医学部医学科入学
1984/03:富山医科薬科大学医学部医学科卒業
1984/06:大阪市立大学医学部付属病院研修医
1986/04:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学専攻
1990/03:大阪市立大学大学院医学研究科外科系外科学修了
1990/04:田辺中央病院医長
1991/04:城本クリニック

医学博士 / 日本美容外科学会専門医
第105回日本美容外科学会 会長
城本クリニック総院長 森上和樹

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